最強携帯ポンプの名を不動に! 公式に空気圧計を装備したTOPEAK『ミニモーフG』をレビュー

2016/03/21(月) - 23:04 | bisoh
勝手にエアゲージ(空気圧計)付きに改造することで、我が家の自転車用最強携帯ポンプの地位を確立したTOPEAK『Mini Morph(ミニモーフ)』。そのミニモーフが公式にエアゲージを装備した。その名も『Mini Morph G』。

買ってみた。

TOPEAK Mini Morph G。エアゲージ付いてるTOPEAK Mini Morph G。エアゲージ付いてる (c)Bisoh
我が家にやってきたそれは、確かに最初からエアゲージが付いていた。しかもロードモーフの補修パーツと同じエアゲージで、自分が改造したエアゲージ付きミニモーフと見た目もほぼ同じ。

「そうは言っても公式対応、改造品とちょっとは違うだろう」と言うことで並べてみたところ、全長が6mmほど長くなっていた。どうもアルミパイプの長さが6mm伸びた模様。

ミニモーフGと付属品。クランプ『YPP10100』と取扱説明書などミニモーフGと付属品。クランプ『YPP10100』と取扱説明書など (c)Bisoh
最大エアボリュームは160psi/11bar。エアゲージなしのミニモーフと同じ最大エアボリュームは160psi/11bar。エアゲージなしのミニモーフと同じ (c)BisohミニモーフGとなり、約6mmほど伸びたパイプ長ミニモーフGとなり、約6mmほど伸びたパイプ長 (c)Bisoh

これによってエアゲージとホースのつなぎ目に余裕が出来ており、ホースを本体から脱着する際に過度の負荷がかからないようにしたのだと思われる。たぶん誤差の範囲だけど、パイプ長が伸びたことでストロークが長くなり、1回あたりのエアの送出量もわずかに増えているはず。

あと製品名だから当たり前だけど、『MINI MORPH』のロゴの後ろに『G』が追加でプリントされている。

上が改造してエアゲージを付けたミニモーフ。下がミニモーフG上が改造してエアゲージを付けたミニモーフ。下がミニモーフG (c)Bisoh
『G』がついたパイプ部分のロゴ『G』がついたパイプ部分のロゴ (c)BisohミニモーフGの方がホースとエアゲージの継ぎ目に余裕があるミニモーフGの方がホースとエアゲージの継ぎ目に余裕がある (c)Bisoh

付属のホルダーは、以前と変わらずボトルケージ台座に真っ直ぐ装着するタイプ。これはボトルケージがつかなくなるため、自分には不要。仕方なく今回も、ボトルケージと合わせてフレームに装着出来るホルダー『TPD-2C』を別途購入した。

個々で必要とするホルダーが違うだろうから、これはいっそ完全に別売りでも良いのでは、と思う。まあTPD-2Cはミニモーフの補修パーツではないからって言うのがTOPEAKの言い分かもしれない。

他に変わった部分は…たぶんない。パイプ径も同じ、各パーツのデザインも同じ。

フレーム装着用クランプ『YPP10100』が付属フレーム装着用クランプ『YPP10100』が付属 (c)Bisoh今回も別途購入したボトルケージ台座横付け式のホルダー『TPD-2C』今回も別途購入したボトルケージ台座横付け式のホルダー『TPD-2C』 (c)Bisoh

TPD-2CとエアモーフGの組み合わせでフレームにつけたところTPD-2CとエアモーフGの組み合わせでフレームにつけたところ (c)Bisohもちろんクランクとのクリアランスは十分。ロードではやや間隔が狭くなるけど大丈夫もちろんクランクとのクリアランスは十分。ロードではやや間隔が狭くなるけど大丈夫 (c)Bisoh

とにかくこうしてTOPEAKが公式にエアゲージ付きへと進化させてくれた事で、改造の手間が不要となった事は大きい。

この進化でミニモーフが最強携帯ポンプとしての地位を不動のものにしたと断言する。外出先でパンク修理した際、携帯ポンプを立ててポンピング出来るのがどれだけ楽なことか。サイズとエア送出量のバランスが良く、さらにエアゲージでおおよその空気圧も把握出来るとなれば、他の類似品を選ぶ理由はない。

これで我が家のエアゲージ付きミニモーフは3本目。そして「さらにもう1本!」と言う場合にもこのミニモーフGを購入すれば良いのだ。もう改造は不要だ。嬉しい。

3本になった我が家のエアゲージ付きミニモーフ3本になった我が家のエアゲージ付きミニモーフ (c)BisohコンパクトだったミニモーフG、使う時にはこんな風に展開するコンパクトだったミニモーフG、使う時にはこんな風に展開する (c)Bisoh

こうして立てて、普通の空気入れのように力を入れて使える。本当に便利こうして立てて、普通の空気入れのように力を入れて使える。本当に便利 (c)Bisoh