ピストやシクロクロスで出かける時、バックパックに携帯工具やチューブを入れていたのだけど、他の物を入れるスペースが減るし意外と重いので、サドルバッグにそれらを収めることに。画像検索した中で、このADEPT(アデプト)の『EQUIP WRAP(イクイップラップ)』が普通のサドルバッグとは一味違う雰囲気を醸していたので、購入してみた。定価2,500円+税と、価格もお手頃。
届いたEQUIP WRAPを開けてみると、肩掛けバッグになるように、細身のストラップも付属していた。降車時に持ち運びやすくなるので、盗難防止に役立ちそう。
ADEPT EQUIP WRAP (c)Bisoh
まだ何も入れてないADEPT EQUIP WRAP (c)Bisoh
ADEPT EQUIP WRAPを開いたところ。肩掛け用のストラップが付属 (c)Bisoh
肩掛けストラップは先端のフックでEQUIP WRAP側のリングに引っ掛けて使う (c)Bisoh
肩掛けストラップを付けてEQUIP WRAPを巻いたところ (c)Bisoh
自分がこれに入れたい物はそれほど多くなくて、Crank BrothersのMulti-19と言う携帯工具、パークツールのタイヤレバー2本、ピストのホイール脱着に使う15mmのミニレンチ、700x21-25C対応の予備チューブ1本。携帯空気入れのトピークのミニモーフGは長さが30cmくらいあるから、これまで通りバックパックに入れっぱなし。必要最小限だから、EQUIP WRAPにすんなりと収まった。
Crank Brothers Multi-19は本当はケースが付いているのだけれど、クリアーポケットに収める事で他のツールやチューブを傷つける恐れがなかったので、ケースを外して重量と容積を減らした。まあ-35gくらいなんだけど。
今回入れたい物たちとEQUIP WRAP (c)Bisoh
左から700x21-25C用チューブ、15mmミニレンチ、タイヤレバー2本、Crank Brothers Multi-19携帯ツール (c)Bisoh
こんな感じですんなり収まった (c)Bisoh
ファスナー付きポケットは、ロード用の700x21-25Cとか700x19-23Cのチューブなら2本入る。シクロクロス用の700x25-32Cのチューブは1本入る(写真はブリヂストンのディスタンザ)。MTB用チューブが入るかは不明。先日MTBを売却して、チューブも一緒に処分したため。
真ん中の ―なんて言うんだろうこれ?― スティック状の物を収める3つのゴムバンド部分には、15mmミニレンチとタイヤレバーを収めた。実使用時は、両端のポケットに各ツールの先端を収めておくことで、ツールの脱落を回避出来る。バンドは3つあって、端っこの1つはベルクロテープで開閉できるようになっている。
700x21-25Cのチューブは2本入る (c)Bisoh
シクロクロス用の700x25-32Cチューブは1本入る (c)Bisoh
実際にはこうして上下のポケットにツールの先端をしまっておくことで落下を防げる (c)Bisoh
携帯工具類を入れたEQUIP WRAP、斜めから (c)Bisoh
工具類を入れても手でガシっと握れるくらいの太さ (c)Bisoh
EQUIP WARAPには、シートポストに固定するストラップがないので、ストラップが緩いと暴れやすくなる。キツめにストラップを締めて固定した方が良さげ。 ただ、留め具の受け側のストラップがちょっと短すぎ。長さに余裕がないため、サドルレールに通しにくい上、サドルにつけた状態でのストラップの長さ調整もしづらい。あと1cmでもあればだいぶ違うと思う。改善してもらいたい点。
EQUIP WRAPをピストに装着 (c)Bisoh
チューブを入れたポケットのファスナーの取手金具を下側にして装着すると、それがはみ出してシートクランプに当たってしまった (c)Bisoh
サドル後端側(上端)にファスナーの金具が来るようにした (c)Bisoh
ファスナーの金具も隠れていい感じ (c)Bisoh
留め具の受け側のストラップが短くて、サドルレールに通しづらい (c)Bisoh
重量も中身と合わせて400g以上はあるのだけど、バックパックが軽くなった分だけ身体への直接的な負荷が減り、走りが快適になった。自転車から降りた後でも、この重量分を運ばなくて良くなったから、軽快に歩ける。
実際に走ってみて、外で撮影したADEPT EQUIP WRAP (c)Bisoh
全体としてはこんな感じになった (c)Bisoh
そして肝心の見た目。あくまでも自己満足の範囲であるものの、ツールロールの無骨な印象が、自分のピストには良く似合っていると思う。自転車自体が持つシャープなイメージを損なっていないんじゃないかな、と。
実はADEPTのサドルバッグはもう一個買っていて、「ROLLUP」と言う、これとはまた形状が違う物。こちらはシクロクロスに合うかなと思って、一緒に購入した。次回はこのROLLUPのレビューをしたいと思う。
ピストへ装着後の斜め後ろから (c)Bisoh
前めの斜め下から (c)Bisoh
ボテっとせず、ツールロールの無骨な感じがピストに似合っている、と思う(自己満足) (c)Bisoh
届いたEQUIP WRAPを開けてみると、肩掛けバッグになるように、細身のストラップも付属していた。降車時に持ち運びやすくなるので、盗難防止に役立ちそう。





自分がこれに入れたい物はそれほど多くなくて、Crank BrothersのMulti-19と言う携帯工具、パークツールのタイヤレバー2本、ピストのホイール脱着に使う15mmのミニレンチ、700x21-25C対応の予備チューブ1本。携帯空気入れのトピークのミニモーフGは長さが30cmくらいあるから、これまで通りバックパックに入れっぱなし。必要最小限だから、EQUIP WRAPにすんなりと収まった。
Crank Brothers Multi-19は本当はケースが付いているのだけれど、クリアーポケットに収める事で他のツールやチューブを傷つける恐れがなかったので、ケースを外して重量と容積を減らした。まあ-35gくらいなんだけど。



ファスナー付きポケットは、ロード用の700x21-25Cとか700x19-23Cのチューブなら2本入る。シクロクロス用の700x25-32Cのチューブは1本入る(写真はブリヂストンのディスタンザ)。MTB用チューブが入るかは不明。先日MTBを売却して、チューブも一緒に処分したため。
真ん中の ―なんて言うんだろうこれ?― スティック状の物を収める3つのゴムバンド部分には、15mmミニレンチとタイヤレバーを収めた。実使用時は、両端のポケットに各ツールの先端を収めておくことで、ツールの脱落を回避出来る。バンドは3つあって、端っこの1つはベルクロテープで開閉できるようになっている。





改善してほしい点いくつか
まずは何も考えずにピストに装着してみると、チューブを入れたポケットのファスナーの取手金具が下に垂れ下がり、シートクランプに当たってしまった。これがピストを動かすたびにカラカラ言う。特にこの金具をしまう部分はないので、このままだとうるさいし、シートクランプも傷む。こちらを上向きにして、サドル後端側に来るように装着し直した。ただ、金具自体もカラカラ言うので、正直なところファスナーの取手は、金具よりも紐の方が、静音性や傷つき防止のためにも良かったのではないかと思う。EQUIP WARAPには、シートポストに固定するストラップがないので、ストラップが緩いと暴れやすくなる。キツめにストラップを締めて固定した方が良さげ。 ただ、留め具の受け側のストラップがちょっと短すぎ。長さに余裕がないため、サドルレールに通しにくい上、サドルにつけた状態でのストラップの長さ調整もしづらい。あと1cmでもあればだいぶ違うと思う。改善してもらいたい点。





実走レビュー
準備が整ったので、ピストで実際に走ってみた。予備チューブは2本入るけど、軽さ重視で1本。ストラップをキッチリ締めてあれば、荒れた路面でもEQUIP WRAPが暴れる事はなく、その点の心配は杞憂に終わった。重量も中身と合わせて400g以上はあるのだけど、バックパックが軽くなった分だけ身体への直接的な負荷が減り、走りが快適になった。自転車から降りた後でも、この重量分を運ばなくて良くなったから、軽快に歩ける。


そして肝心の見た目。あくまでも自己満足の範囲であるものの、ツールロールの無骨な印象が、自分のピストには良く似合っていると思う。自転車自体が持つシャープなイメージを損なっていないんじゃないかな、と。
実はADEPTのサドルバッグはもう一個買っていて、「ROLLUP」と言う、これとはまた形状が違う物。こちらはシクロクロスに合うかなと思って、一緒に購入した。次回はこのROLLUPのレビューをしたいと思う。



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