前回の記事で、使い方やどれくらいの機材に電力供給が可能かを試したサンワサプライのモバイルバッテリー『700-BTL017BK』。今回はいよいよ実際の作業環境で使用してみることにした。外部電源として実用に耐える容量があるかどうか。つまり「何時間くらいもつのか」。自宅の居間で仕事をしながらざっくりと計っていった。
時間計測は土曜の昼下がり15:30頃、居間でおやつを食べたりコーヒーをすすりながら開始。
作業環境はMacBook Air + 2TB HDD、シャープのスマホ SHL24をモバイルバッテリー700-BTL017BKにつなぐ形。インターネットはSHL24でテザリング。700-BTL017BKの電圧は16Vを選択。外出時と全く同じ環境にしたので、たぶん似たような感じでモバイルしてる人は参考になるんじゃないかな、と思う。
まずはコーディングやサイト更新作業など、PCへの負荷が軽めなお仕事をつらつらと進めていく。時折確認すると、MacBook Airのバッテリーは100%のまま、700-BTL017BKの蓄電量がニジリニジリと減っているのがわかった。
そしてそれらの仕事を終えた後、18:20頃からデザイン作業をするためにペンタブ・Intuos CTH-480/S0を投入。PhotoshopとIllustratorを行き来しながらのヘビーな作業を行った。700-BTL017BKは2時間50分ほどで44%となっていた。
これはさすがにMacBook Airの放熱ファンもギュンギュン回って高負荷な作業だったため、みるみるバッテリーが減っていき、1時間20分ほどで0%になってしまった。
とは言え高負荷作業は44%からのスタートなので、100%の状態から始めれば、こういう作業を続けても3時間程度はもちそうだということがわかった。さらにこの時点でもMacBook Airのバッテリーは満タンなので、続けて作業が可能。これはいい!
この後すぐに700-BTL017BKにはACアダプターをつなげて充電開始。MacBook Airには電源をつながずスリープさせて夕飯を食べ、片付けまで合わせて30分ほどインターバルを挟んでデザイン作業を再開。
そうして22:20過ぎにMacBook Airのバッテリーも7%以下となり、供給電力低下の警告が画面に出た。その状態の撮影をして、テストはここまで。
■軽作業を2時間50分、66%のバッテリーを使用
→700-BTL017BKをこの作業で100%使い切ると… 【275分(約4時間35分)】
■高負荷作業を1時間20分、44%のバッテリーを使用
→700-BTL017BKをこの作業で100%使い切ると…【181分(約3時間1分)】
これが実測から予測したバッテリーの使用可能時間。今回は両作業合わせて3時間10分使えたので、けっこう高負荷作業でも使える時間は長い。で、MacBook Airを合わせると…
■おおよそ15:30から22:25まで作業していたので、休み時間の30分を引き
→700-BTL017BK + MacBook Air の実測で【約6時間55分】
これは作業時間として充分すぎる。そういえばテザリングしていたSHL24にも電源供給していたので、公衆無線LAN等があってテザリング不要の環境なら、もっと700-BTL017BKのバッテリーはもったはず。やはりサイズの分だけの実力はある、と言ってよさそう。
まず700-BTL017BK単体では、594g。公称560gなので34g重い。まあ気になる差ではないけれど、モバイルも自転車と同じで軽い方が体への負担が減るので、重い方に振れると少しションボリである。合わせて持ち出し必須のMagsafe2ケーブルと一緒に量ると644g。
日帰りならACアダプターはいらないから、ここまでが自分の通常外出時の重量増となる。これが宿泊となると、ACアダプターを合わせて942gになって、ズシリとくる感じ。ついでにUSB micro BケーブルとThunderboltケーブルも合わせてみたら996gになり、約1kgとなかなかの重さ。容積も増えるからバックパックも大きめの物にしないとダメかも。
でもこれによって、どこでも充分な作業時間を得られるのはものすごい安心感。MacBook用としてはよく引き合いに出されるHyperJuiceより遥かに安いのも素敵。
ACアダプターさえコンパクトにできれば文句なし。あとで探してみよう。
時間計測は土曜の昼下がり15:30頃、居間でおやつを食べたりコーヒーをすすりながら開始。
作業環境はMacBook Air + 2TB HDD、シャープのスマホ SHL24をモバイルバッテリー700-BTL017BKにつなぐ形。インターネットはSHL24でテザリング。700-BTL017BKの電圧は16Vを選択。外出時と全く同じ環境にしたので、たぶん似たような感じでモバイルしてる人は参考になるんじゃないかな、と思う。
まずはコーディングやサイト更新作業など、PCへの負荷が軽めなお仕事をつらつらと進めていく。時折確認すると、MacBook Airのバッテリーは100%のまま、700-BTL017BKの蓄電量がニジリニジリと減っているのがわかった。
そしてそれらの仕事を終えた後、18:20頃からデザイン作業をするためにペンタブ・Intuos CTH-480/S0を投入。PhotoshopとIllustratorを行き来しながらのヘビーな作業を行った。700-BTL017BKは2時間50分ほどで44%となっていた。
これはさすがにMacBook Airの放熱ファンもギュンギュン回って高負荷な作業だったため、みるみるバッテリーが減っていき、1時間20分ほどで0%になってしまった。
とは言え高負荷作業は44%からのスタートなので、100%の状態から始めれば、こういう作業を続けても3時間程度はもちそうだということがわかった。さらにこの時点でもMacBook Airのバッテリーは満タンなので、続けて作業が可能。これはいい!
この後すぐに700-BTL017BKにはACアダプターをつなげて充電開始。MacBook Airには電源をつながずスリープさせて夕飯を食べ、片付けまで合わせて30分ほどインターバルを挟んでデザイン作業を再開。
そうして22:20過ぎにMacBook Airのバッテリーも7%以下となり、供給電力低下の警告が画面に出た。その状態の撮影をして、テストはここまで。
テスト終了! 作業可能時間はどれくらい!?
さて、どれくらい作業できたか。実測値から基づいた予測値なども書いてみた。■軽作業を2時間50分、66%のバッテリーを使用
→700-BTL017BKをこの作業で100%使い切ると… 【275分(約4時間35分)】
■高負荷作業を1時間20分、44%のバッテリーを使用
→700-BTL017BKをこの作業で100%使い切ると…【181分(約3時間1分)】
これが実測から予測したバッテリーの使用可能時間。今回は両作業合わせて3時間10分使えたので、けっこう高負荷作業でも使える時間は長い。で、MacBook Airを合わせると…
■おおよそ15:30から22:25まで作業していたので、休み時間の30分を引き
→700-BTL017BK + MacBook Air の実測で【約6時間55分】
これは作業時間として充分すぎる。そういえばテザリングしていたSHL24にも電源供給していたので、公衆無線LAN等があってテザリング不要の環境なら、もっと700-BTL017BKのバッテリーはもったはず。やはりサイズの分だけの実力はある、と言ってよさそう。
700-BTL017BKとケーブル類の合計重量を計測
最後に700-BTL017BKとケーブル類の合計重量の実測結果を。これもモバイルする際には重要な要素だよね。まず700-BTL017BK単体では、594g。公称560gなので34g重い。まあ気になる差ではないけれど、モバイルも自転車と同じで軽い方が体への負担が減るので、重い方に振れると少しションボリである。合わせて持ち出し必須のMagsafe2ケーブルと一緒に量ると644g。
日帰りならACアダプターはいらないから、ここまでが自分の通常外出時の重量増となる。これが宿泊となると、ACアダプターを合わせて942gになって、ズシリとくる感じ。ついでにUSB micro BケーブルとThunderboltケーブルも合わせてみたら996gになり、約1kgとなかなかの重さ。容積も増えるからバックパックも大きめの物にしないとダメかも。
でもこれによって、どこでも充分な作業時間を得られるのはものすごい安心感。MacBook用としてはよく引き合いに出されるHyperJuiceより遥かに安いのも素敵。
ACアダプターさえコンパクトにできれば文句なし。あとで探してみよう。
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