2.5インチで4TB! シーゲートの4TBポータブル外付けHDDを発見&購入

2015/03/02(月) - 22:26 | bisoh
外付で使っていた2TB 2.5インチHDDの容量が枯渇した。まだ1年半も使っていないのに恐ろしい…。写真データが大半で、とにかく次の撮影仕事までにはより大きな容量のHDDを確保しないといけないので、早々に3〜4TBある2.5インチHDDを探し始めた。

しかし3.5インチやRAIDしたHDDは普通に検索にヒットするものの、2.5インチは見つからず。そんな中ようやく見つけたのがこれ。『Seagate Backup Plus Fast 4TB Portable External Hard Drive USB 3.0』名前長い。長すぎて辛いので以下Backup Plus 4TB Portableとする。

Seagate『Backup Plus Fast 4TB Portable External Hard Drive USB3.0』の本体と付属品。バスパワー型USBケーブル、給電分岐型USBケーブル、取扱説明書Seagate『Backup Plus Fast 4TB Portable External Hard Drive USB3.0』の本体と付属品。バスパワー型USBケーブル、給電分岐型USBケーブル、取扱説明書 (c)Bisoh
Seagate『Backup Plus Fast 4TB Portable External Hard Drive USB3.0』の箱Seagate『Backup Plus Fast 4TB Portable External Hard Drive USB3.0』の箱 (c)BisohMac、Winとも問題なく対応。デフォルトフォーマットはNTFS。HFS+にもフォーマット可Mac、Winとも問題なく対応。デフォルトフォーマットはNTFS。HFS+にもフォーマット可 (c)Bisoh

なぜうまく見つからなかったかと言うと……「2.5」という表記がどこにもなかったため。製品名はもちろん説明文にも。このシリーズは「Portable」があるかないかでサイズを判別するしかないので検索ワードとして「2.5」がかからなかったと言うオチ。

もちろん機転が利かなかった自分も悪いのだけども、製品名は簡潔にしつつ、説明文にはその分野でよく検索される語句を入れておいてほしいなーとは思う次第。

ちゃんと2.5インチちゃんと2.5インチ (c)Bisoh

電源別供給型のケーブル付属とスヤスヤ型アクセスランプがイイ

こうして届いた待望の2.5インチ4TB HDD。まだ正規ルートでの国内販売はないらしく並行輸入品。自分の購入時は税込32,000円が最安値だった。飾り気なくソリッドな筐体が良い感じ。剛性感もある。

USBケーブルは、バスパワー専用の1:1のケーブルとともに、稼働用電力が足りない時に別途電源を取れる1:2のケーブルも付属していて嬉しい。電源供給用のコネクタには「Power Only」と表記されていて機能がわかりやすい。

バスパワー型のUSBケーブルバスパワー型のUSBケーブル (c)Bisoh給電分岐型のUSBケーブル給電分岐型のUSBケーブル (c)Bisoh

給電分岐型のケーブルの給電側はわかりやすく「Power Only」と表記されている給電分岐型のケーブルの給電側はわかりやすく「Power Only」と表記されている (c)Bisoh説明書にもケーブルの接続方法が書いてある説明書にもケーブルの接続方法が書いてある (c)Bisoh

筐体はこれまで使っていたWestern DigitalのMy Passport Portable 2TBよりもやや大きめ。と言っても長さが1cm近く違う以外は横幅と厚みは1-2mmの差といったところでそれほど気にならない。自分としてはサイズがちょっと違うだけで容量が倍になるありがたみの方が大きい。

Backup Plus 4TB Portableのアクセスランプは本体のUSBポートの上面左側にある。細い窓なのとせわしなくチカチカしないのがグッド!データの読み書きでHDDにアクセスがあると「スヤァ」と言った感じでゆっくり明滅する。昔のMacBookのスリープランプのような動作なので、最初は「あれっ?」と思うかも。白色で発光量自体もおとなしめ。

これまで使っていたWD 2TB 2.5インチHDDより少し大きめこれまで使っていたWD 2TB 2.5インチHDDより少し大きめ (c)Bisohヘアラインっぽい加工がされたSeagateのロゴヘアラインっぽい加工がされたSeagateのロゴ (c)Bisoh
アクセスランプはUSBポートの近く。アクセス中はスヤスヤとゆっくり明滅するアクセスランプはUSBポートの近く。アクセス中はスヤスヤとゆっくり明滅する (c)Bisoh

速度計測

せっかくだからMac用のHDD速度計測アプリ『Blackmagic Disk Speed Test』で速度計測してみた。比較対象は、ちょっとかわいそうだけど、1年4か月ほど酷使されたMy Passport Portable 2TB。これしかないので…。

ちなみにBackup Plus 4TB Portableは、デフォルトでNTFSでフォーマットされているため、Mac OS拡張(HFS+)にフォーマットし直して計測した。

そして結果は明白。Backup Plus 4TB Portableが圧倒的に速かった。設定は1GBのRead/Write。ランダムで細かいファイルを扱う場合はもっと遅くなるはず。

NTFSフォーマットだとBlackmagic Disk Speed Testは動作しないNTFSフォーマットだとBlackmagic Disk Speed Testは動作しない (c)Bisoh
WD 2TB 2.5インチHDDの速度。2年ほどコキ使われてお疲れ気味WD 2TB 2.5インチHDDの速度。2年ほどコキ使われてお疲れ気味 (c)BisohBackup Plus 4TB Portableの速度。速いBackup Plus 4TB Portableの速度。速い (c)Bisoh

使用中の温度上昇について

データを移す際に長時間連続で書き込みしているとHDDの筐体の表面温度が、一番熱いところで43.3度まで上昇した。普通に使っている分には35〜37度くらい。この記事を書いているのは3月。夏場は少し心配になるけど、筐体がうまく熱を逃がしていると思えば大丈夫…かな。

まとめ

Western Digitalが販売しているRAID+Thunderboltの4TBを除けば、2015年3月時点で買える2.5インチ4TB HDDはこれしかない。写真や動画をやっていて、軽量で携帯可能な大容量HDDが欲しいなら迷わず買いの製品だと思う。

買うべし買うべし (c)Bisoh