MacBook Pro 13インチの2019 & 2020年モデルのCTO最上位版のベンチマークを行って性能比較してみた。各機種の主なスペックは下記の通り。

MacBook Pro 13インチ 2019モデル CTO最上位版
CPU第8世代Intel Core i7 / 2.8GHz 4コア (Turbo Boost使用時最大4.7GHz) / 128MB eDRAM
RAM16GB (2,133MHz LPDDR3オンボードメモリ)
ストレージ2TB SSD
グラフィックスIntel Iris Plus Graphics 655


MacBook Pro 13インチ 2020モデル CTO最上位版
CPU第10世代Intel Core i7 / 2.3GHz 4コア (Turbo Boost使用時最大4.1GHz) / 8MB共有L3キャッシュ
RAM32GB (3,733MHz LPDDR4Xオンボードメモリ)
ストレージ4TB SSD
グラフィックスグラフィックス:Intel Iris Plus Graphics


キーボードや他の仕様は処理速度に関係ないので省略。購入当時、どちらも同じくらいの値段(40万円超え…)なのだけど、たった1年でCPU周りのアーキテクチャが変わり、RAMとSSDが2倍になると言う、数字上だけでも凄まじい進化を見せている。1年前の自分の購入タイミングの悪さよ……。

とは言え2019モデルは奥さんの手に渡ったし、彼女のマシンも「MBP 13 2015 CTO最上位→2019 CTO最上位」と大幅な性能アップを図れたので、お金以外は無駄にはなっていない。失った分は仕事で稼げばヨシ!と思えるのが個人事業主の良いところではあり(頑張りすぎると死ぬけど…)。

ベンチマーク環境

5月19日に2019モデルを計測しておいて、6月4日に2020モデルを計測している。内部環境はTimeMachineでそっくりそのまま移行しており、両モデルともデータ量が数100MBとOSのバージョンが0.0.1だけ違う以外、差はない。

ベンチマークアプリGeekBench 5
AmorphousDiskMark
OSMacOS Catalina 10.15.4 (2019モデル) / 10.15.5 (2020モデル)
SSD内のデータ量約1.6TB


CPU性能

単純にクロック周波数だけ見ると2019モデルが2.8GHzと速そうなのだけど、結果は2.3GHzの2020年モデルが勝利。

 シングルコアマルチコア
2019モデル9703492 (4コア)
2020モデル11444702 (4コア)
性能向上率+17.9%+34.7%


グラフィック性能

両モデルとも独立したGPUはなく、CPU内蔵型のGPUのみ (こういう表現で合ってるんだろうか)。OpenCLは普通の進化かなと思えるのだけど、Metalで出た差が圧倒的だった。50%に迫る性能向上率。Metalに最適化されたアプリなら、処理速度の違いが体感出来そう。

 OpenCLMetal
2019モデル78226897
2020モデル845510195
性能向上率+8.1%+47.8%


SSD性能

これは、2TBかつ1年近く使用した2019モデルの方が何度やっても速かった。

しかしながら、2020モデルは容量が倍の4TBある。外付けストレージなしに2倍のデータを持ち出せるその利便性まで含めれば、問題にはならないかなと。実際の体感としても自分の使用範囲内では全然違いがわからなかったりする。

Read (512MiB) [単位:MB/s]
 2019 Read2020 ReadRead性能向上率
SEQ 128K QD323474.783228.97-7.1%
RND 4K QD32880.25767.47-12.8%
SEQ 1M QD12291.251974.17-13.8%
RND 4K QD1137.09127.68-6.9%


Write (512MiB) [単位:MB/s]
 2019 Write2020 WriteWrite性能向上率
SEQ 128K QD322045.911731.00-15.4%
RND 4K QD3214.3913.79-4.2%
SEQ 1M QD11486.871409.60-5.2%
RND 4K QD114.7614.23-3.6%



ざっくりこんな感じ。最新の2020モデルが旧版の2019モデルに対して劣る部分はSSDの速度のみで、他の速度は明確な差をつけて勝利している。

キーボードにescキーが復活したり、キータッチが改善した事も含めて2020年モデルを買って良かったと思う。この後これにeGPUも付ける予定。箱が高い。

同じカテゴリーの記事