日本野鳥の会の「バードウォッチング長靴」で雪道、泥道、凍結路を行ってみた

2015/01/12(月) - 13:56 | bisoh
年末年始は実家に帰省。ご馳走を食べ過ぎた元旦に、少しでもカロリー消費せねば…と思い、雪降る中バードウォッチング長靴のグリップなどを確かめながら散歩してきた。気温的には5度を少し下回っていたと思う。足元の写真ばかりでは味気ないので、少し周辺の景色も撮りながら行った。

実家に持ってきた実家に持ってきた (c)Bisoh折れて裾が地面に着くので濡らさないようにしたい折れて裾が地面に着くので濡らさないようにしたい (c)Bisoh

履いた。ペラペラなようでも外気を遮るので、そこそこ暖かい履いた。ペラペラなようでも外気を遮るので、そこそこ暖かい (c)Bisoh
この長靴の外皮は柔らか素材なので、脱いだ後は裾が折れて地面に着きやすい。裾や中が濡れたり汚れたりしてしまうと面倒だから、適度に折りたたんで裾を長靴の上に来るようにするのがベター。

さてさてお出かけ。雪がハラハラとわずかに降る。バードウォッチング長靴の素材は、一見ペラペラなようでも布地のように細かい隙間があるわけじゃないから、裾を締めておけばふくらはぎから下は外気に触れなくなり、そこそこ暖かい。

真っさらな雪の平場は、靴底の溝がフィットして特に問題なく歩ける。雪離れも良い。

バードウォッチング長靴の足型バードウォッチング長靴の足型 (c)Bisoh足跡ベタベタ足跡ベタベタ (c)Bisoh

真っさらな雪の上は問題なし真っさらな雪の上は問題なし (c)Bisoh凍った路面を歩いてもあまり滑らない凍った路面を歩いてもあまり滑らない (c)Bisoh

凍結した舗装路を歩いてやってきたのは、上にほこらがいくつかある小さな山。子供の頃からよく行った場所。ここを登っていく。落ち葉の上に雪が乗った路面もバードウォッチング長靴は大丈夫。凍結路はもちろん注意が必要だけど、その辺のスニーカーなんかに比べればずっと滑りにくい。

地面をザクザク言わせながら山頂に到着。傾斜は急なものの健常な大人の足なら5分もかからないほどの、本当に小さな山。

ここを登るここを登る (c)Bisoh
ザクザクと歩くザクザクと歩く (c)Bisoh山頂についた山頂についた (c)Bisoh

石のほこらの屋根から伸びる氷柱がなんだかかわいらしい。雪化粧した村を見下ろしたり、なんとなく深呼吸したりしてから、別方向の道を使って下山。

こちらの道はちょっと横に傾斜がついていたり泥化したところがあったので、これまた良いレビューができた。やはりこの長靴は安心感がある。

石の屋根からかわいく伸びた氷柱石の屋根からかわいく伸びた氷柱 (c)Bisoh雪化粧した村を見下ろす雪化粧した村を見下ろす (c)Bisoh

斜めになった道を行く斜めになった道を行く (c)Bisoh泥でもわりとグリップしてくれて安心感がある泥でもわりとグリップしてくれて安心感がある (c)Bisoh

山を降りると俄かに吹雪いてきた。そんなに強烈な感じでもないので、これはこれで楽しい。動いているから寒さも感じない。帰り道は遠回りして、山の横を流れる川沿いを上流へと少し歩いていった。建造物や木々に雪が積もって作られる模様やコントラストが美しい。

橋 (c)Bisoh雪がつくる壁の模様雪がつくる壁の模様 (c)Bisoh

竹林と吹雪竹林と吹雪 (c)Bisoh
それにしても静か。誰とも行き違わない。元旦の昼間、雪吹きすさぶ中、出掛けようなんて思う方がどうかしてるんだけども。そうして川を離れ道路を渡り、スナップしながら裏道の坂を下りて帰宅。

雪景色は、自分にとってすっかり非日常になってしまったけれど、昔はこれが日常だったんだなあとしみじみ。膝近くまで雪が積もってもMTBに乗って高校に通っていたのを思い出す。

雪と柿雪と柿 (c)Bisoh雨どいに流れたまま凍った水雨どいに流れたまま凍った水 (c)Bisoh

幹線道路も翌朝は凍っていそう幹線道路も翌朝は凍っていそう (c)Bisoh
バードウォッチング長靴の防寒性については、自分は人より薄着なことが多いくらいなので、冷え性とかある人は参考にしない方が良いかも。冬の自転車ライドでも春夏用のビブショーツにニーウォーマーだけ、ふくらはぎ剥き出しで乗ってたりすることが多い。

それと靴底は薄めなので、舗装路を長く歩くようなら、クッション性の高いソールを入れた方が良いと思う。しかし基本的な履き心地は本当に良い。足首が柔らかく動いてくれるので、以前履いていた普通の長靴よりずっと動きやすかった。靴底のグリップも良し。