K-EDGE クロス チェーンキャッチャーXLシングルでロードバイクのフロントシングル化

2014/04/07(月) - 23:41 | bisoh
奥さんのロードバイク、「全然アウターギアを使っていない」とのことで、軽量化も兼ねて先日フロントシングル化した。チェーン落ちを避けるために選んだパーツは、このK-EDGE クロス チェーンキャッチャーXLシングル。本来シクロクロス向けに作られたものだけど、やることは同じだからシートチューブの直径さえ合えば使える。

以前、自分のMTBに付けたPAULのチェーンキャッチャーは、ロードに付けるには少しマッチョなデザインなので、別のものを探した。そうしていくつか見た中で、おとなしめな色とデザインのこれを選択。購入時8000円弱、とこれまたニッチ感満載の価格設定…一言で言えば高い。

K-EDGE CROSS CHAIN CATCHER XL SINGLEのパッケージK-EDGE CROSS CHAIN CATCHER XL SINGLEのパッケージ (c)Bisoh
K-EDGE CROSS CHAIN CATCHER XL SINGLEK-EDGE CROSS CHAIN CATCHER XL SINGLE (c)Bisoh
チェーン全体を上から覆うPAULのチェーンキャッチャーとは違い、こちらは側板とチェーン上面に来る突起でチェーン落ちを防ぐ構造。横から見たイメージもよりシンプルになる。

これにはダブル用もあって、それはFDによる変速を考慮しているため、突起はなく側板のみ。内側へのチェーン脱落のみ防いでくれる。バンド径はそれぞれ31.8mmと34.9mm。重量は公称値32gだとか。

本体。側板と突起がチェーンの脱落を防止してくれる本体。側板と突起がチェーンの脱落を防止してくれる (c)Bisohバンド径31.8mmのものを購入バンド径31.8mmのものを購入 (c)Bisoh

バンドに取り付けたところバンドに取り付けたところ (c)Bisoh裏側から裏側から (c)Bisoh

さていざ取り付け、の前に、奥さんのロードバイクのシートチューブのBB付近にはアルミのデダチャイのデカールが貼ってあるので、これを剥がさないといけない。フロントシングル化の本筋と関係ないけど、これもノウハウの一つではあるので、あえて脱線。

まずは大雑把にベリっと剥がした後、ウレタンっぽいクッションと糊をドライヤーで熱して緩め、徐々にキレイにしていく。わずかに残った糊はガムテープでペタペタやると剥がれた。

このデダチャイのアルミのデカールが邪魔でCHAIN CATCHERがつかない。剥がしにかかるこのデダチャイのアルミのデカールが邪魔でCHAIN CATCHERがつかない。剥がしにかかる (c)Bisohウレタン状のものが残った。このままだと簡単に剥がれないウレタン状のものが残った。このままだと簡単に剥がれない (c)Bisoh

ドライヤーを当てて糊の固着を緩めるドライヤーを当てて糊の固着を緩める (c)Bisohザッと剥がれた。あとは残りの糊をキレイにするだけザッと剥がれた。あとは残りの糊をキレイにするだけ (c)Bisoh

キレイサッパリキレイサッパリ (c)Bisoh
デカールの跡がキレイになった後はクロス チェーンキャッチャーXLシングルを取り付けるだけ。シートチューブに挟み込んで位置を調整したら、アーレンキーを使って固定する。

あまりチェーンに近づけるとちょっとバイクが跳ねるだけで、チェーンが突起に当たってカチャカチャと音がしてしまうので、少し離しつつ、チェーンも外れない距離で止める。とりあえず上4mm、横2mm程度の空きを設けてみた。

装着できた!装着できた! (c)Bisoh
チェーン上面から4mm弱のクリアランスを設けたチェーン上面から4mm弱のクリアランスを設けた (c)Bisohチェーン側面からは2mm強のクリアランスチェーン側面からは2mm強のクリアランス (c)Bisoh

フロントシングル化完了!フロントシングル化完了! (c)Bisoh
これの前にアウターギアとFDを外し、インナーギアをシングル用のボルトを使って取り付け、と言った作業もあったので、時間は結構かかってしまった。写真撮りながらダラダラ1時間半はやってたかな…。

次はデュアルコントロールレバーのSTIをST-5700に交換、と同時にブレーキキャリパーも互換性の問題があるから1世代進める。実は交換作業はとっくに終わってたりして。近々書く予定。