2014年末に発売されたモバイルバッテリー、サンワサプライの中では23000mAhと最大容量を誇る『700-BTL017BK』を買ってみた。従来からある16000mAhの『700-BTL011』と比べてもサイズ/重量ともに大差ないようなので、より容量のあるこちらを選択。どれだけの機材に給電できるか、何時間もつのか、その重量は、などなど実際に試してみた。
700BTL017BKのセット内容。ポーチ、バッテリー本体、取扱説明書、電源ケーブル、USB micro Bケーブル、ノートPC用ケーブル、ACアダプター、ノートPC用変換プラグ各種 (c)Bisoh
ところでこのバッテリー、付属のケーブルとプラグで計10種類のノートPCの電源コネクタに合わせられるのだけど、現行のMacBookシリーズで使われているMagsafe2コネクタ用のプラグは付属していない。ゆえにMBAユーザーの自分は別売りのケーブルを準備することになる。
そのためには、少し前まではMagSafe AirlineというApple純正の電源アダプターに自作したMagsafe2ケーブルを介して接続、なんて面倒なことをしないといけなかった模様。
しかし今はAmazonで探すとスマートなケーブルがすぐ見つかった。それがSynkq製のMagsafe2ケーブル。MacBook Airへの充電/給電、どちらも大丈夫だった。
ノートPC用変換プラグは9本。ケーブルのものと合わせて計10種類の形状に対応 (c)Bisoh
説明書にプラグ形状とアルファベットの対応表がある (c)Bisoh
SynkqのMagsafe2用ケーブル。このバッテリーにも使える (c)Bisoh
Apple純正のMagsafe2 ACアダプターと同じく白いので全く違和感ない (c)Bisoh
それと、供給電圧の変更ができる。電源ボタン5秒押しで電圧変更モードに入り、電圧の表示が点滅する。あとは軽く電源ボタンを押していけば、9→12→16→19→20Vの順で電圧が変わる。電圧確定とモードオフするには、指定の電圧にしてから数秒放置しておけばOK。
DCコネクタについては、つなぎ間違いがないように、バッテリー下部にIN/OUTがプリントされているので、これを見ながらACアダプターやノートPC用のケーブルを繋ぐ。USBポートの電流も2.1Aと1Aの2種類あるから、接続先を機材によって変える必要がある。iPadやタブレットは2.1A側に挿すべし。
電源ボタン5秒押しで供給電圧変更モードになる (c)Bisoh
電源ボタンを軽く押していくと9→12→16→19→20Vの順で切り替えられる (c)Bisoh
DCコネクタはつなぎ間違えないようにIN/OUTがプリントされている (c)Bisoh
まずはSHL24とiPhone 5、これは問題ない。続いてSHL24とiPad Air、これも大丈夫。
最後にSHL24とiPad AirとMacBook Airの3台。これで全てのポートが埋まり、電力を最も消費する状態に。さすがに無理かな…と思って繋げてみたものの全く問題なし!3台にしっかり給電&充電されていた。
写真はACアダプターを接続した状態をメインに撮っていたのだけど、未接続でも結果は同じだったので、このモバイルバッテリー単体で充分な給電能力があるのは間違いなし。
AndroidスマホSHL24とiPhone 5はもちろん同時充電&給電可能 (c)Bisoh
iPad Airもスマホと一緒に充電&給電がいける (c)Bisoh
スマホ、iPad Airに加えてMacBook Airにも同時給電&充電OK! (c)Bisoh
スマホ、iPad Air、MacBook Airが同時に繋がれた状態 (c)Bisoh
ACアダプターを外しても、3台とも問題なく充電できてる! (c)Bisoh
長くなってきたので今回はここまで。
次の記事で実際の作業環境で何時間もつのか、重量はどれくらいになるのかを計測してみているので、そちらもぜひどうぞ!

ところでこのバッテリー、付属のケーブルとプラグで計10種類のノートPCの電源コネクタに合わせられるのだけど、現行のMacBookシリーズで使われているMagsafe2コネクタ用のプラグは付属していない。ゆえにMBAユーザーの自分は別売りのケーブルを準備することになる。
そのためには、少し前まではMagSafe AirlineというApple純正の電源アダプターに自作したMagsafe2ケーブルを介して接続、なんて面倒なことをしないといけなかった模様。
しかし今はAmazonで探すとスマートなケーブルがすぐ見つかった。それがSynkq製のMagsafe2ケーブル。MacBook Airへの充電/給電、どちらも大丈夫だった。




つかい方など
『700-BTL017BK』は、小型の液晶パネルがついているのでバッテリーの充電状況の確認が行いやすい。何も繋いでなくてもパネル横の電源ボタンを押せば状態が見られる。それと、供給電圧の変更ができる。電源ボタン5秒押しで電圧変更モードに入り、電圧の表示が点滅する。あとは軽く電源ボタンを押していけば、9→12→16→19→20Vの順で電圧が変わる。電圧確定とモードオフするには、指定の電圧にしてから数秒放置しておけばOK。
DCコネクタについては、つなぎ間違いがないように、バッテリー下部にIN/OUTがプリントされているので、これを見ながらACアダプターやノートPC用のケーブルを繋ぐ。USBポートの電流も2.1Aと1Aの2種類あるから、接続先を機材によって変える必要がある。iPadやタブレットは2.1A側に挿すべし。



いろいろつなげて全てに給電出来るか実験
700-BTL017BKは『ノートPC・タブレット・スマホを3台同時充電可能』である。「ホントかな?」ということで、手持ちのモバイル系機材をまとめて接続してみた。シャープのAndroidoスマートフォンSHL24、iPhone 5、iPad Air、MacBook Airの4台。まずはSHL24とiPhone 5、これは問題ない。続いてSHL24とiPad Air、これも大丈夫。
最後にSHL24とiPad AirとMacBook Airの3台。これで全てのポートが埋まり、電力を最も消費する状態に。さすがに無理かな…と思って繋げてみたものの全く問題なし!3台にしっかり給電&充電されていた。
写真はACアダプターを接続した状態をメインに撮っていたのだけど、未接続でも結果は同じだったので、このモバイルバッテリー単体で充分な給電能力があるのは間違いなし。





長くなってきたので今回はここまで。
次の記事で実際の作業環境で何時間もつのか、重量はどれくらいになるのかを計測してみているので、そちらもぜひどうぞ!
Amazon
This item is no longer valid on Amazon.