相変わらずリーグ最下位のライオンズ、交流戦も3戦3敗と早速最下位を独走開始。どうにも上がらないモチベーションの中、5月24日、後輩夫婦とともに対ヤクルト戦を観に行った。
まずはポイントアップを済ませて永江カードと牧田ピンバッヂ、そしてファンクラブ追加特典のクリアファイルをいただく。クリアファイルは大好きな秋山をチョイス。ようやく調子を上げてきたので今日の活躍にも期待。
久しぶりの西武ドーム (c)Bisoh
本日のいただきもの。秋山クリアファイル、永江カード、牧田ピンバッヂ (c)Bisoh
セパカパ、の旗 (c)Bisoh
それと、もう1つの目的だった岸ノーヒッター記念の勝サンドは売り切れ…残念。そうして球場の外でノンビリしていたらいつの間にか10分前になっていて、慌てて入場ゲート前へ。最下位独走中の今季には珍しく長蛇の列。3万人以上入ったとか。
どうにか始球式前に入場出来たので、ひとまず内野自由席の上あたりで式のなり行きを眺める。今日はあの名左腕・工藤公康投手の息子・工藤阿須加さん。背番号は47!ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』の沖原役で出演中の方。と言っても自分はドラマ見られてないんだけども。
左右逆とは言え、彼の投球フォームがお父さんそっくりでちょっと胸が熱くなった。
まだ今季本塁打0のキャプテン栗山。そろそろ一発が見たい (c)Bisoh
工藤公康さんの息子・工藤阿須加さんが始球式。背番号は47! (c)Bisoh
ライオンズ先発は今季ノーヒットノーランを達成し、名実ともにエースの座についたと言える岸孝之。今季交流戦はDH制の採用がセパ球場で入れ替わったため、西武ドームで彼の打席が見られた。
この企画、賛否はあったけれど、悪くないと思う。少なくとも自分は楽しめた。
本日の先発はエース岸 (c)Bisoh
スタメン。DHのない西武ドーム (c)Bisoh
西武ドームで岸の打席が見られた (c)Bisoh
試合は初回、秋山と栗山の四球の後、いきなり中村がスリーランホームランを放ち先制。浅村ツーベース、アブレイユタイムリー&盗塁、炭谷のタイムリーで一挙5点の大量リードでスタート。
3回にはアブレイユが再びタイムリー、4回中村タイムリーと浅村スリーランホームランで9-2。勝負決したかに見えた、が甘かった。
大量得点に何度も揺れたライオンズのビクトリーフラッグ (c)Bisoh
スリーランを放ち、ゆっくりサードベースを蹴る浅村 (c)Bisoh
ライトスタンドに揺れる傘 (c)Bisoh
それにしても凄かったのは育成から上がってきた『アブさん』ことアブナー・アブレイユ。この後6回にもタイムリーを加え、一軍昇格2試合目にして初安打・初盗塁・初打点・初得点と初物づくし、合計5打数4安打3打点1盗塁の大活躍だった。
アブレイユは脚も速く、打撃のパンチ力もある。守備位置はライト。主に同じ位置を守る木村文紀とイメージが非常にダブる。今後2人のポジション争いに注目したい。
6回裏にタイムリーを放つアブレイユ (c)Bisoh
アブさんの脚の速さ! (c)Bisoh
アブさん4安打3打点1盗塁の大活躍 (c)Bisoh
4月不調過ぎて二軍落ちまで味わった秋山もここへ来てようやく復調気配。この日も内野安打と、サードとセンターがギリギリ捕れない位置に落ちたポテンツーベースで2安打。初回にはあわや長打と言う当たりを後ろへ走りながらジャンピングキャッチの好守。気持ちも充実してきたようで嬉しい。
岸は決して好調とは言えない内容ながら6回まで2失点。この時点ですでに100球を超えていたので、7回は代えるかと思いきや続投。しかし連打で2点失った後、バレンティンの2ランホームランでトドメを刺され、この回1死しか取れず降板。楽勝ムードに包まれ、見積もりが甘くなった首脳陣の失策と言える。
秋山も内野安打とポテンツーベースでマルチ! (c)Bisoh
5月新加入のメヒアも4安打1打点! (c)Bisoh
好調とは言えないまでも大量援護を背に6回までは2失点で来た岸 (c)Bisoh
ラッキーセブン (c)Bisoh
この後は西武首脳陣のドタバタ劇が続く。岸の後を増田が継ぎ、7回の追加点は防ぐものの、8回登板の豊田が安打四球安打で無死満塁。この3人目の比屋根の打球を手に当てて負傷降板。首脳陣が便利屋のごとく毎日彼を使ってきたツケを、本人が払わされたような形になった。
そしてブルペンでは武隈と岡本洋介が準備をしていたのに、何故かその次に数球しか投げていないボウデンが、どう見ても準備不足のままマウンドへ。いきなりボークで1点、3塁ゴロの間に1点と失ったが、崩れることなく後続は断ってくれた。点は失ったものの状況が状況だけに、さすがに彼を責める気にはなれず。
豊田の緊急降板によりブルペンで一番投げてなかったボウデンがマウンドに。バタバタ (c)Bisoh
ボークと三塁ゴロの間に失点したものの、後続をしっかり封じたボウデン (c)Bisoh
こうしたダラダラの終盤を経てようやく到達した最終回、締めは左腕高橋。8回裏にメヒアがタイムリーヒットを打って3点差から4点差に開いていたが、この雰囲気では仕方がない。本来は守護神を出す展開ではなかった。
しかしまたまたピンチ!バレンティンヒット、雄平は三振に仕留めたものの、誕生日代打の田中浩康にツーベース、荒木四球であれよあれよと1死満塁に。たすけてー。
9回は4点差も守護神高橋 (c)Bisoh
誕生日代打の田中浩康。ツーベースヒット (c)Bisoh
1死満塁だよー、集合〜 (c)Bisoh
ゲッツーで凌いで勝利! (c)Bisoh
ここで清川コーチがマウンドに行ってひと呼吸。珍しく…と言っては失礼だが、これが奏功したのかダブルプレーで試合終了。楽勝ムードが一転、見た目の点差以上にギリギリの勝利。この日ばかりは首脳陣に全力で反省していただきたく。
最終的にL12-8Ys。うーん (c)Bisoh
立て膝ポーズをするメヒアとアブレイユ (c)Bisoh
バンザーイバンザーイ (c)Bisoh
打線は中村浅村の大阪桐蔭アベックスリーランはもちろん、育成から上がり、生え抜きと言ってもいいアブレイユと新助っ人メヒアの活躍が眩しい1日だった。投手も無駄な使われ方をしたけど、その中でよく頑張ったと思う。こんな試合だからこそ勝ったことが何より。
長い試合だったこともあり、「疲れたねー」と後輩夫婦と言い合いながら帰りの電車に乗った。
やはり現地観戦は楽しい (c)Bisoh
まずはポイントアップを済ませて永江カードと牧田ピンバッヂ、そしてファンクラブ追加特典のクリアファイルをいただく。クリアファイルは大好きな秋山をチョイス。ようやく調子を上げてきたので今日の活躍にも期待。



それと、もう1つの目的だった岸ノーヒッター記念の勝サンドは売り切れ…残念。そうして球場の外でノンビリしていたらいつの間にか10分前になっていて、慌てて入場ゲート前へ。最下位独走中の今季には珍しく長蛇の列。3万人以上入ったとか。
どうにか始球式前に入場出来たので、ひとまず内野自由席の上あたりで式のなり行きを眺める。今日はあの名左腕・工藤公康投手の息子・工藤阿須加さん。背番号は47!ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』の沖原役で出演中の方。と言っても自分はドラマ見られてないんだけども。
左右逆とは言え、彼の投球フォームがお父さんそっくりでちょっと胸が熱くなった。


ライオンズ先発は今季ノーヒットノーランを達成し、名実ともにエースの座についたと言える岸孝之。今季交流戦はDH制の採用がセパ球場で入れ替わったため、西武ドームで彼の打席が見られた。
この企画、賛否はあったけれど、悪くないと思う。少なくとも自分は楽しめた。



試合は初回、秋山と栗山の四球の後、いきなり中村がスリーランホームランを放ち先制。浅村ツーベース、アブレイユタイムリー&盗塁、炭谷のタイムリーで一挙5点の大量リードでスタート。
3回にはアブレイユが再びタイムリー、4回中村タイムリーと浅村スリーランホームランで9-2。勝負決したかに見えた、が甘かった。



それにしても凄かったのは育成から上がってきた『アブさん』ことアブナー・アブレイユ。この後6回にもタイムリーを加え、一軍昇格2試合目にして初安打・初盗塁・初打点・初得点と初物づくし、合計5打数4安打3打点1盗塁の大活躍だった。
アブレイユは脚も速く、打撃のパンチ力もある。守備位置はライト。主に同じ位置を守る木村文紀とイメージが非常にダブる。今後2人のポジション争いに注目したい。



4月不調過ぎて二軍落ちまで味わった秋山もここへ来てようやく復調気配。この日も内野安打と、サードとセンターがギリギリ捕れない位置に落ちたポテンツーベースで2安打。初回にはあわや長打と言う当たりを後ろへ走りながらジャンピングキャッチの好守。気持ちも充実してきたようで嬉しい。
岸は決して好調とは言えない内容ながら6回まで2失点。この時点ですでに100球を超えていたので、7回は代えるかと思いきや続投。しかし連打で2点失った後、バレンティンの2ランホームランでトドメを刺され、この回1死しか取れず降板。楽勝ムードに包まれ、見積もりが甘くなった首脳陣の失策と言える。




この後は西武首脳陣のドタバタ劇が続く。岸の後を増田が継ぎ、7回の追加点は防ぐものの、8回登板の豊田が安打四球安打で無死満塁。この3人目の比屋根の打球を手に当てて負傷降板。首脳陣が便利屋のごとく毎日彼を使ってきたツケを、本人が払わされたような形になった。
そしてブルペンでは武隈と岡本洋介が準備をしていたのに、何故かその次に数球しか投げていないボウデンが、どう見ても準備不足のままマウンドへ。いきなりボークで1点、3塁ゴロの間に1点と失ったが、崩れることなく後続は断ってくれた。点は失ったものの状況が状況だけに、さすがに彼を責める気にはなれず。


こうしたダラダラの終盤を経てようやく到達した最終回、締めは左腕高橋。8回裏にメヒアがタイムリーヒットを打って3点差から4点差に開いていたが、この雰囲気では仕方がない。本来は守護神を出す展開ではなかった。
しかしまたまたピンチ!バレンティンヒット、雄平は三振に仕留めたものの、誕生日代打の田中浩康にツーベース、荒木四球であれよあれよと1死満塁に。たすけてー。




ここで清川コーチがマウンドに行ってひと呼吸。珍しく…と言っては失礼だが、これが奏功したのかダブルプレーで試合終了。楽勝ムードが一転、見た目の点差以上にギリギリの勝利。この日ばかりは首脳陣に全力で反省していただきたく。



打線は中村浅村の大阪桐蔭アベックスリーランはもちろん、育成から上がり、生え抜きと言ってもいいアブレイユと新助っ人メヒアの活躍が眩しい1日だった。投手も無駄な使われ方をしたけど、その中でよく頑張ったと思う。こんな試合だからこそ勝ったことが何より。
長い試合だったこともあり、「疲れたねー」と後輩夫婦と言い合いながら帰りの電車に乗った。

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