MacBook Pro 13インチ 2020のキーボード&トラックパッドは、2016-2019モデルとは形やサイズが違う

2020/06/03(水) - 01:26 | bisoh
Touch Bar搭載のMacBook Pro 13インチの2020年版は、2016-2019年版とは似て非なるものだ。キーボードとトラックパッドのサイズやデザインが全く違っている。そのため、保護カバーやフィルムを買うにあたり、選択を間違えると二重の出費になってしまう。今後そんな犠牲者が出ないよう願いを込めて、写真も交えてその違いを追ってみた。そう、つまり…僕は買い間違えました…。

MacBook Pro 13 2020用に揃えた保護グッズ(正しい方)

まず、今回購入した保護グッズ3点を紹介。相変わらず商品名が長い(商品名クリックでAmazonへ飛びます)。この3点は、MBP13 2020モデルに間違いなくフィットする。キーボードカバーはUS配列用。


今回MacBook Pro 13 2020用に購入した保護系グッズ3点今回MacBook Pro 13 2020用に購入した保護系グッズ3点 (c)Bisoh

年式によるキーボードと保護カバーの違い

MacBook Pro 13 2020を上から見たところ。まずカーソルキーとタッチバー周りの変化に気付くMacBook Pro 13 2020を上から見たところ。まずカーソルキーとタッチバー周りの変化に気付く (c)Bisoh
MacBook Pro 13 2019は物理escキーがなく、カーソルキーの左右が大きい。各キーも大きくキーピッチが狭いMacBook Pro 13 2019は物理escキーがなく、カーソルキーの左右が大きい。各キーも大きくキーピッチが狭い (c)Bisoh
上の2つの写真を見てどうだろう?キーボードのキーの違いについてはカーソルキー部分を見れば一目瞭然なのだけど、トラックパッドのサイズまで変わったことを一瞬で見抜ける人はいるだろうか。どちらか片方のトラックパッド部分だけを見せられたら、何年モデルか当てられる人はそんないないと思う。思いたい。でないと報われない。

キーボードについては、2020モデルで物理escキーが復活したため、自分が購入したキーボードカバーも、それに合わせてピョコっとescキー部分がはみ出た形状になっている。物理ファンクションキーも復活してほしい。

そして、大事なことを書き忘れそうだった。MacBook Pro 13インチ2020とMacBook Pro 16インチ 2019は、キーボード形状が同じだ。すなわち、前者が見つからない場合は、MBP 16 2019対応のキーボードカバーを買っておけば間違いない。

なぜ確証を持って言えるのかと言うと、自分がそうしたからだ。ちょっとギャンブルだったけど、ピッタリフィットして良かったよね……。

キーボードカバーの比較。上が2020モデル用、下が2016-2019モデル用キーボードカバーの比較。上が2020モデル用、下が2016-2019モデル用 (c)Bisoh
キーボードカバーのパッケージには「for MacBook Pro16 A2141」の表示キーボードカバーのパッケージには「for MacBook Pro16 A2141」の表示 (c)Bisohトラックパッド保護フィルムは2枚入りトラックパッド保護フィルムは2枚入り (c)Bisoh

年式によるトラックパッドと保護フィルムの違い

トラックパッド部分については、本体手前側を突き合わせて近づけてみると、しっかりサイズの違いがわかる。

2020モデルの方が小さいので、間違えて買った2019用をカットして使うことも考えたのだけど、手で切ると角丸部分のカットラインがバラバラになってしまうだろうと思い、やめた。そして、正しい物を買い直すことに。

左:2019、右:2020。こうして見るとトラックパッドがひと回り小さくなったのがよくわかる左:2019、右:2020。こうして見るとトラックパッドがひと回り小さくなったのがよくわかる (c)Bisoh
トラックパッド保護フィルム。パッケージは同じトラックパッド保護フィルム。パッケージは同じ (c)Bisoh裏も同じだけどバーコードのところをよく見ると…裏も同じだけどバーコードのところをよく見ると… (c)Bisoh

表記が2019と2020と分かれている表記が2019と2020と分かれている (c)Bisoh

液晶ディスプレイ保護フィルムは2016-2019モデルと同じ

これは昨年と全く同じ物(2016-2019用)を買って、問題なく貼り付けることが出来た。ヨカッタ!

しかし、毎度この保護フィルムを貼るのが大変なこと!とにかく大事なのは、広い作業デスクとその周辺の掃除(埃の除去)。そして自分自身も埃っぽくない格好で挑まないといけない。

幸いなことに、このLention製保護フィルムは何度も貼り直し出来るので、フィルムとディプレイの間に埃が挟まったら都度剥がし、付属のダストリムーバーシールでペタペタと除去しながら貼っていける。おかげで今回の仕上がりも、埃一つない満足いく結果になった。

ディスプレイ保護フィルムは、2020も2016-2019もサイズが同じディスプレイ保護フィルムは、2020も2016-2019もサイズが同じ (c)Bisoh悪戦苦闘、ふたたび悪戦苦闘、ふたたび (c)Bisoh

わかりづらいけど液晶モニター保護フィルム、キーボードカバー、トラックパッド保護フィルムを貼り終えたMacBook Pro 13 2020。だが、これらに関しては、わかりづらいのが良いところわかりづらいけど液晶モニター保護フィルム、キーボードカバー、トラックパッド保護フィルムを貼り終えたMacBook Pro 13 2020。だが、これらに関しては、わかりづらいのが良いところ (c)Bisoh

失敗は明日への糧である

しかし、知ってさえいれば間違えないことも事実。この記事により、自分の機種に合わないキーボードカバーやトラックパッドフィルムを買ってしまう人が減ることを願ってます。

もちろんだけど、キーボードはUSとJISも間違えないで!