今、DOSNOVENTA Detroit 2.0と言うピストに乗っている。自分にとってピストは2台目。1台目はNJS規格のVIVALOで、先日の関戸橋フリマで新しいオーナーさんが見つかったのでお別れした。このVIVALOはジャンク品とフレコミがついた完成車を再生したもので、そこに付いていたホイールとノーブランドコグをDetroit 2.0へ移植して使っていた。ジャンクと言ってもフレームもパーツもほとんど問題はなく、ベッタリついた汚れを落として整備したらちゃんと乗れて、1年半くらいそれで楽しめた。
ただ、その1台目に付いていたコグがいかにも安物感満載の薄っぺらなもので、しかもちゃんとチェーンラインが出ていなかった。脚を回している間中カラカラと乾いた音がリヤからしてくるのに嫌気が差して、このたびまともな物を探して交換することになった。その結果として買ったのがMiche(ミケ)のコグとチェーンリング。色や見た目がDetroit 2.0に合い、かつリーズナブルだったのが決め手。
コグは17Tで、従来の歯数と同じ。チェーンリングは従来が48Tで、今回46Tに落とした。チェーンリングまで買ったのはギヤ比を落としたかったため。48Tはちょっとだけスキッドしづらかったので。
それはともかく、交換ついでにこれらを従来のものと比較してみることにした。
これちなみに購入時価格1,660円(税込み)。もちろん新品。デザインだけ取ってもお値段以上の感あり。
表も裏も切削加工が施されていながら、切削痕があまりわからないレベルになっており、スマートで鋭い印象を与えてくれる。軽量化と言う側面については、後述しているのでそちらを参照のこと。
OMNIUMのチェーンリングは、軽量化より剛性を重視している感じ。厚歯のギヤ部の内側はさらに分厚くなっているし、裏側に至っては何の加工もなく、ズドンと真っ平ら。どんなパワーでも受け止めてやるぜ、と言った風。これはこれでかっこいいので、また48Tにしようとなったら、これに戻すだけでいいかなと思う。
内側にねじ切りされている台座部分の厚みもMicheコグの方があり、これにより1mm近く外側にチェーンラインが来ることになる。ノーブランドコグの時がやや内寄りのチェーンラインだったから、Micheコグに交換することでそれも是正されそう。
コグに関しても穴開け加工をしてあるMicheが、ノーブランドに比べてわずか2g増えただけと言う結果。見た目としてはノーブランドの方が軽そうなので、ちょっと驚き。
実際Micheの製品は、コグもチェーンリングも競技レベルで使われてもいる物だから、品質は信頼して良いかなと思う。とんでもない豪脚を持った選手たちのパワーを受け止めてなお問題ないわけだし、貧脚の自分が頑張って踏んだところでどうってことないだろなと。
以上で比較おしまい。思ったよりも長くなってしまったので、DOSNOVENTA Detroit 2.0に装着しての写真や感想なんかは次の記事で。
ただ、その1台目に付いていたコグがいかにも安物感満載の薄っぺらなもので、しかもちゃんとチェーンラインが出ていなかった。脚を回している間中カラカラと乾いた音がリヤからしてくるのに嫌気が差して、このたびまともな物を探して交換することになった。その結果として買ったのがMiche(ミケ)のコグとチェーンリング。色や見た目がDetroit 2.0に合い、かつリーズナブルだったのが決め手。
コグは17Tで、従来の歯数と同じ。チェーンリングは従来が48Tで、今回46Tに落とした。チェーンリングまで買ったのはギヤ比を落としたかったため。48Tはちょっとだけスキッドしづらかったので。
それはともかく、交換ついでにこれらを従来のものと比較してみることにした。
Micheのコグはお値段以上のデザイン
Michenのコグは、小さい歯数のものは穴開け加工はなくて、おそらくこの17Tあたりから穴開け加工がされている。単純に頑丈さだけ考えれば穴を開ける必要はないわけだから、やはり軽量化のためと見るのが普通だろう。表側はロックリングの収まりも良い感じになりそうな切削加工がされているが、裏は台座が伸びているだけで、ギヤ周りはシンプル。これちなみに購入時価格1,660円(税込み)。もちろん新品。デザインだけ取ってもお値段以上の感あり。
凝った切削加工がされているMicheのチェーンリング
パっと見がロード用チェーンリングみたいな雰囲気もあるMicheのチェーンリング。でももちろん厚歯だからピスト専用。こちらも税込み7,400円と言う価格を考えればとても良い出来。表も裏も切削加工が施されていながら、切削痕があまりわからないレベルになっており、スマートで鋭い印象を与えてくれる。軽量化と言う側面については、後述しているのでそちらを参照のこと。
剛性感満載のSRAM OMNIUMのチェーンリングもまた良し
今回交換するのは、Detroit 2.0に装着しているクランク「SRAM OMNIUM」に付いていたTRUVATIVのチェーンリング。歯数がMicheのそれと2歯違うわけだけど、見た目もだいぶ違う。Micheに比べ、従来のOMNIUMの方が全体的にガッシリとしている。OMNIUMのチェーンリングは、軽量化より剛性を重視している感じ。厚歯のギヤ部の内側はさらに分厚くなっているし、裏側に至っては何の加工もなく、ズドンと真っ平ら。どんなパワーでも受け止めてやるぜ、と言った風。これはこれでかっこいいので、また48Tにしようとなったら、これに戻すだけでいいかなと思う。
ノーブランドコグとMicheのコグとは一目瞭然の違い
元々ついていたノーブランドコグも、新しいMichenのコグと並べ比べてみた。こちらは一目瞭然で、明らかにMicheのコグの方が出来が良いのがわかる。ノーブランドコグの方はペラっと薄く、Micheコグは厚歯で丈夫そうだ。内側にねじ切りされている台座部分の厚みもMicheコグの方があり、これにより1mm近く外側にチェーンラインが来ることになる。ノーブランドコグの時がやや内寄りのチェーンラインだったから、Micheコグに交換することでそれも是正されそう。
重量比較:チェーンリングとコグ合計で、36gの軽量化
次に重量の比較。軽量化加工を施してあるMicheは、やはり実測でも軽かった。特にOMNIUMのチェーンリングは119g、Miche Advancedチェーンリングは81gと38gもの違いが出た。前者48T/後者46Tで2歯の差はあるが、同じ製品だったらここまでは差がつかないと思われる。コグに関しても穴開け加工をしてあるMicheが、ノーブランドに比べてわずか2g増えただけと言う結果。見た目としてはノーブランドの方が軽そうなので、ちょっと驚き。
実際Micheの製品は、コグもチェーンリングも競技レベルで使われてもいる物だから、品質は信頼して良いかなと思う。とんでもない豪脚を持った選手たちのパワーを受け止めてなお問題ないわけだし、貧脚の自分が頑張って踏んだところでどうってことないだろなと。
以上で比較おしまい。思ったよりも長くなってしまったので、DOSNOVENTA Detroit 2.0に装着しての写真や感想なんかは次の記事で。
Amazon