そろそろノートPCの温度上昇が気になってくる季節、名前がそのまんまなノートPC冷却台、ELECOM『冷え冷えクーラー SX-CL06SV』を購入。お値段は3,000円を少し超えるくらい。
1,000円前後の格安な冷却台もあったのだけど、樹脂製の台座がたわんでファンに接触するというレビューもあったため、アルミ製の台座で頑丈そうなこれにしてみた。
冷え冷えクーラー本体側にはACアダプターっぽいコネクタ。しかし写真の通りACアダプターはなく、付属ケーブルの一方の先はUSB。つまりデフォルトではノートPCから電源を供給するのが前提となっている。
ただここで注意したいのは、ノートPCから電源を取るとそのUSBポート周りまで熱を帯びてしまうため、ノートPC全体の温度が上昇しやすくなること。ファン2つ回すのはなにげに負荷が大きい。
iPadのACアダプターなどに繋いでもファンが動作するので、そういった機材があって外部から電源を取れるならそうした方がいい。こうすると、ノートPCの温度上昇をより抑制出来る。
そうして冷え冷えクーラーにMacBook Air 13インチを載せてみたところ、横幅がピッタリ!
奥行きも台座前後のアールの部分が出るだけ。これならデスクの上に余分なスペースを割かずに済む。なかなか相性の良い組み合わせと言えそう。もちろん台座もしっかりしていて、たわんだりすることはナシ。
ファンの音は低めの「フォーン」という感じ。静かな環境だと少し気になるものの、BGMなどをかけていれば気にならなくなる程度。MacBook Airのファンがフル回転している時の音よりはだいぶ小さい。
環境は、Adobe AfterEffects CS6で動画のレンダリングをしつつQuickTime 7で動画2本を同時再生するという、MacBook Airにとってはヘビーなもの。ここまでやる人も少ないと思うので、温度の上がり具合など、少し割り引いて見てもらっても良いかも。電源はMacBook Airからでなく、外部から取った。
まずは液晶モニターを閉じたクラムシェルモードの上蓋部分の温度を計測。ファンを回すと33℃超から32℃弱へと、1℃少々の下がり具合。なかなか悪くない。
次に、液晶モニター部を開いてキーボード上を計測した。一度全体をまんべんなく測ってみて、一番熱くなったのはF4キーの周辺だったので、だいたいこの辺を計測ポイントにしている。
ファンを使わずにレンダリングと動画再生を始めると、44〜44.5℃程度まで上昇。次の計測でファンのスイッチを入れてみたところ、やはり1〜2℃程度の温度低下が見られた。
ファンの風もこの辺りをターゲットに吹き付けているから、実作業の際には良い効果を得られていると言えそう。パームレストはさらに低く30〜31℃程度だったので、手の平に汗をじっとりかきながらキーを打つということは、夏にならなければ起きないかも。
また、クラムシェルモードでの通常使用中に時折熱暴走していたのがほぼ起きなくなったから、ファンの風が直接当たる底面側はもっと冷えているはず。
それと、ファンが回転している状態では温度上昇のスピード自体が少し緩やかになる。これもマシンにかかる負荷を考えれば良い傾向。
こうして実際にノートPCの温度低下と上昇抑制が見られたので、3,000円少々という価格を考えればそれなりの効果が望める冷却台じゃないかなと。MacBook Air 13インチにジャストサイズなのも良し!
1,000円前後の格安な冷却台もあったのだけど、樹脂製の台座がたわんでファンに接触するというレビューもあったため、アルミ製の台座で頑丈そうなこれにしてみた。
冷え冷えクーラー本体側にはACアダプターっぽいコネクタ。しかし写真の通りACアダプターはなく、付属ケーブルの一方の先はUSB。つまりデフォルトではノートPCから電源を供給するのが前提となっている。
ただここで注意したいのは、ノートPCから電源を取るとそのUSBポート周りまで熱を帯びてしまうため、ノートPC全体の温度が上昇しやすくなること。ファン2つ回すのはなにげに負荷が大きい。
iPadのACアダプターなどに繋いでもファンが動作するので、そういった機材があって外部から電源を取れるならそうした方がいい。こうすると、ノートPCの温度上昇をより抑制出来る。
そうして冷え冷えクーラーにMacBook Air 13インチを載せてみたところ、横幅がピッタリ!
奥行きも台座前後のアールの部分が出るだけ。これならデスクの上に余分なスペースを割かずに済む。なかなか相性の良い組み合わせと言えそう。もちろん台座もしっかりしていて、たわんだりすることはナシ。
ファンの音は低めの「フォーン」という感じ。静かな環境だと少し気になるものの、BGMなどをかけていれば気にならなくなる程度。MacBook Airのファンがフル回転している時の音よりはだいぶ小さい。
MacBook Airの表面温度を計測
さて、実際の温度変化はどんなものか、赤外線放射型のサーモメーター(温度計)でMacBook Airの表面を測ってみた。この時の室内気温は24〜25度ほど。環境は、Adobe AfterEffects CS6で動画のレンダリングをしつつQuickTime 7で動画2本を同時再生するという、MacBook Airにとってはヘビーなもの。ここまでやる人も少ないと思うので、温度の上がり具合など、少し割り引いて見てもらっても良いかも。電源はMacBook Airからでなく、外部から取った。
まずは液晶モニターを閉じたクラムシェルモードの上蓋部分の温度を計測。ファンを回すと33℃超から32℃弱へと、1℃少々の下がり具合。なかなか悪くない。
次に、液晶モニター部を開いてキーボード上を計測した。一度全体をまんべんなく測ってみて、一番熱くなったのはF4キーの周辺だったので、だいたいこの辺を計測ポイントにしている。
ファンを使わずにレンダリングと動画再生を始めると、44〜44.5℃程度まで上昇。次の計測でファンのスイッチを入れてみたところ、やはり1〜2℃程度の温度低下が見られた。
実際によく手を置く場所の温度と使用感
ファンクションキーはそれほど使用頻度が高いキーではないので、ファンが回転している状態で、実際のホームポジション付近(Dキーの付近)も測った。32℃くらいの温度となっていて、手の平の表面温度よりも低い状態。これならさほど熱さは感じないレベル。ファンの風もこの辺りをターゲットに吹き付けているから、実作業の際には良い効果を得られていると言えそう。パームレストはさらに低く30〜31℃程度だったので、手の平に汗をじっとりかきながらキーを打つということは、夏にならなければ起きないかも。
また、クラムシェルモードでの通常使用中に時折熱暴走していたのがほぼ起きなくなったから、ファンの風が直接当たる底面側はもっと冷えているはず。
それと、ファンが回転している状態では温度上昇のスピード自体が少し緩やかになる。これもマシンにかかる負荷を考えれば良い傾向。
こうして実際にノートPCの温度低下と上昇抑制が見られたので、3,000円少々という価格を考えればそれなりの効果が望める冷却台じゃないかなと。MacBook Air 13インチにジャストサイズなのも良し!
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