油汚れがよく落ちる! ケルヒャーSC1020スチームクリーナー使用レビュー

2014/09/16(火) - 14:16 | bisoh
前回はざっとパーツや使い勝手について書いたケルヒャーのSC1020スチームクリーナー、今回はその威力を試してみた。恥を忍んで汚れきった我が家のレンジフードを公開。不織布のカバーを貼ってはいたものの、その中の網も油でギトギトである…。

油の煙にまみれて汚れつちまつた我が家のレンジフード油の煙にまみれて汚れつちまつた我が家のレンジフード (c)Bisoh
だいぶ油汚れが溜まった我が家のレンジフードの網…だいぶ油汚れが溜まった我が家のレンジフードの網… (c)Bisoh
この網、パっと見さほどでないようでいて、裏側はかなり汚ない。さらに厳しいのは、安全のために折り曲げてあるエッジの部分である。この隙間にベットリと油が溜まっている。これらも除去してピッカピカにするのが目標。

まずは水をタンクに充填するところから。使用前はもちろんトリガーをロックしておこう。電源入れるのも水を入れてからが安全。

使う前やアタッチメントの脱着の際はトリガーをロックしておくべし使う前やアタッチメントの脱着の際はトリガーをロックしておくべし (c)Bisoh500mlのペットボトルで入れると量が分かりやすく重さもほどほどで、水量の調整もしやすい500mlのペットボトルで入れると量が分かりやすく重さもほどほどで、水量の調整もしやすい (c)Bisoh

口の部分が窪んでいるので、割とアバウトに流し込んでOK口の部分が窪んでいるので、割とアバウトに流し込んでOK (c)Bisoh水を入れたら安全バルブ(フタ)をしっかり閉める水を入れたら安全バルブ(フタ)をしっかり閉める (c)Bisoh

ここまでやったらコンセントに電源コードを繋ぎ、スイッチON。
オレンジのランプがついてタンクを温めていく。

この状態で3-4分待つとオレンジのランプが消灯し、準備完了。いよいよお掃除開始!

スイッチを入れるとオレンジのランプがついて準備開始。お湯を沸かし始めるスイッチを入れるとオレンジのランプがついて準備開始。お湯を沸かし始める (c)Bisohお湯が沸騰するとオレンジのランプが消えるお湯が沸騰するとオレンジのランプが消える (c)Bisoh

…とその前に、ちょっと注意すべきことが1点。

使い始めて最初の数秒は、蒸気と一緒にホースやタンクに溜まっていたお湯がバシャシャっと出てくる。なので、水気を嫌う場所や部位に使う時はバケツなどを用意しておいて、そこに噴射して全て蒸気に変わるのを確認してから掃除を始めるのが良い。

これは使用中に数分ほどの間を空けた時も同じ。ホースの中の蒸気が外気によって冷やされ、お湯になってしまうから。都度バケツにブシューを忘れないようにすべし。

最初の数秒はホースに留まっていたお湯が出て来るので、バケツなど用意して、そこに噴射してから使うと良い最初の数秒はホースに留まっていたお湯が出て来るので、バケツなど用意して、そこに噴射してから使うと良い (c)Bisoh数秒噴射すると完全な蒸気になる数秒噴射すると完全な蒸気になる (c)Bisoh

では気を取り直して掃除開始。ひたすら網に向かってブシューっと蒸気を噴射していく。

油は熱を加えると流動性が増すので、まさにスチームクリーナーは効果抜群。その上、ノズルから勢いよく吹き付けるので、隙間に入った汚れもバッチリ搔き出せる。やっぱり買って良かった!

それとSC1020の場合、連続使用可能時間が長いのもステキ。3-4分は使っていられるし、その後の再沸騰までの間隔も短い。小気味よく作業出来る。あと、前の記事でも書いた通り、タンク一体型でないからノズル部分を長く持っていてもハンドリングが軽く、疲労感が少ないのも利点。

ブシャーっと蒸気の熱と圧力で油汚れを吹き飛ばすブシャーっと蒸気の熱と圧力で油汚れを吹き飛ばす (c)Bisohはじっこの隙間に噴射すると油汚れが一気に流れ出てくる!はじっこの隙間に噴射すると油汚れが一気に流れ出てくる! (c)Bisoh

網目部分は付属のブラシアタッチメントを付けてこすりながら蒸気噴射網目部分は付属のブラシアタッチメントを付けてこすりながら蒸気噴射 (c)Bisohキレイになったぞキレイになったぞ (c)Bisoh

流しに落ちた網の油汚れ。気持ちいいくらいに落ちた!流しに落ちた網の油汚れ。気持ちいいくらいに落ちた! (c)Bisoh中性洗剤とたわしで軽く洗い流す中性洗剤とたわしで軽く洗い流す (c)Bisoh

網の端の折り返し部分に詰まっていた油汚れもなくなってスッキリ!網の端の折り返し部分に詰まっていた油汚れもなくなってスッキリ! (c)Bisoh
あんなに油でドロドロギトギトだった網がバッチリキレイになって、個人的には十分な満足度。この後、窓のアルミサッシの掃除にも使ってみたところ、泥なんかも蒸気で溶かしつつよく飛ばしてくれるから、結構いい感じで溜まった汚れを落とせた。

あ、そうそう、もう1つ気をつけたいのは、使用中はホースがかなり熱くなっていること。蒸気の通り道なので当然なのだけど、下手すると火傷するかもしれないレベルの熱さなので、ホースの取り回しには注意しないといけない。肌が弱い人は特に。

それと面白かったのが、蒸気の圧力で噴射されるため、電源を切った後も圧力が落ちるまで使用可能な点。あと少しで終わり、と言う時に節電目当てで先に電源を切ってしまうのもアリ。

最後に中性洗剤でノズルを洗っておしまい最後に中性洗剤でノズルを洗っておしまい (c)Bisohホースは蒸気の通り道。当然かなり熱くなるので触れないようにホースは蒸気の通り道。当然かなり熱くなるので触れないように (c)Bisoh

蒸気の圧力で噴射されるので、電源を切った後も圧力が落ちるまで使用可能蒸気の圧力で噴射されるので、電源を切った後も圧力が落ちるまで使用可能 (c)Bisoh
このSC1020、転居先では壁紙はがしに使ってみる予定。購入したのが築20年超の中古マンションだから、壁紙がだいぶ傷んでいるのだ。そのためのアタッチメントノズルも購入済み。これも時間があればレビューしてみたい。

しかしその前に引っ越しの準備が進んでなくてマズい、マズすぎる…。