黄ばみがひどいX68000用トラックボールマウスを漂白 スッキリライトグレーの復活

2020/08/25(火) - 21:30 | bisoh
前回の分解清掃に引き続き、X68000用トラックボールマウスの再生作業を進行。今回は漂白編。インターネットのいろんなサイトで見つかった情報を元に、チャレンジしてみた。

…の前に水に薄めた中性洗剤と毛足長めのブラシ、スポンジを用いて、樹脂パーツにこびりついた汚れや間に入ったホコリを除去した。

毛足長めのブラシで樹脂パーツを洗っていく (c)Hosoda Bisoh
洗浄が終わったトラックボールマウスの樹脂パーツたち (c)Hosoda Bisoh


漂白前の洗浄を終え、取り出したるは花王の「ワイドハイターEXパワー」。化学はサッパリ詳しくないが、これにつけ置きし、紫外線を照射することで、プラスチックの黄変は除去出来るとインターネッツに生息するたくさんの人達が書いていたので間違いなかろう。

おあつらえ向きに我が家にはアルミのバットがあるので、それにトラックボールマウスを浸け置くこととした。漂白剤1:水4の割合に薄め、その中にパーツを沈めていった。

左右のサイドボタンを分離し忘れていたので、取り外して再洗浄 (c)Hosoda Bisoh
漂白に使うのは花王のワイドハイターEXパワー (c)Hosoda Bisoh


漂白剤1:水4で薄めてみた。 (c)Hosoda Bisoh
ボールもスポンジの硬い方でこすり洗い。汚れは除去出来た (c)Hosoda Bisoh


先にダメだったところを書くと、全パーツを同じバットに入れたのはよろしくなかった。僅かな水流でもパーツが動いてしまうので、パーツ同士が接触する上、パーツの一部がバットの陰に入ってしまったりする。可能な限りパーツ単位で容れ物は分けた方が良い。しかも自分はエアコンの室外機の上に置いたため、その振動で勝手にパーツが動いてしまった。我ながら愚策に愚策を重ねてしまった…。

それと、これは仕方がない事なのだけど、自宅マンションのベランダは南西向きで、正午を過ぎないとしっかりと日光が差し込んでこない。なので、午前中は紫外線の照射効果は低いと見ていい。

漂白 1日目

漂白剤に浸け置きを開始したのは8月13日の深夜。エアコンの室外機の上にサランラップをかけたバットを置き、そのまま放置して寝た。

夜のうちにバットをエアコン室外機の上に仕込んでおいた (c)Hosoda Bisoh

明くる8月14日は快晴。16:30頃に状態を確認してみると、まだそれほど変化は感じられなかった。そして夕食後、ふと思いたって4つのボタンを別のタッパーに入れ、新型コロナの消毒用の名目で春先にやってきていたUV殺菌器に2時間ほど入れてみた。

この殺菌器、20分すると自動的にスイッチが切れるようになっているため、チマチマとドアを開閉してスイッチを入れ直す必要がある。そのせいで2時間で自分の根気が尽きた、と言うのが正直なところ。短時間のため効果もイマイチわからず。夜のうちにタッパーに入れたまま、エアコン室外機の上に戻した。

1日目の夕方16:30頃の様子。まだ黄ばみはハッキリとしている (c)Hosoda Bisoh

夜中にUV除菌器でボタンパーツだけ何度か照射してみた (c)Hosoda Bisoh
UVランプ照射は2時間分ほどやったけれど、効果の程はあまりわからず… (c)Hosoda Bisoh


また、当初マウスボールも入れておいたのだけど、このボールを再生するよりも新しいボールを作った方が良いだろうと言う結論に至り、夕方の確認時にアルミバットから引き上げた。

漂白 2日目

8月15日。午後はロードバイクでサイクリングしたかったので、正午前に状態を確認。ちょっと黄ばみが消えてきているのがわかる。このトラックボールマウス、左側の黄変の方が酷く、右側から先にスッキリしたライトグレーの色味が見えてきている。

ここで、黄ばみが僅かだったマウスボール周囲のドーナツ型回転座やボール押さえなどは、概ね元の色を取り戻したと判断し、引き上げることにした。

2日目の正午近くの様子。日陰になってはいるが、初日よりも黄ばみが薄れてきているのがわかる (c)Hosoda Bisoh

黄ばみがほとんどなかったパーツは、すっきりしたライトグレーになったので、2日目の正午前のタイミングで終了 (c)Hosoda Bisoh
残るパーツは3日目へ (c)Hosoda Bisoh


漂白 3〜4日目

3日目の8月16日は昼前からサイクリングに出てしまったため、確認せず放置。4日目となる17日のお昼前に状態を確認することとなった。

バットに入っている状態での写真を撮っていないのだけど、その時点でかなりスッキリ感が出ていたため、全てのパーツを引き上げて洗浄した。一度乾燥してみると、漂白剤の成分が樹脂表面に残っていたようで、白い粉状の模様がうっすら出たため、再度スポンジを使ってしっかり洗った。

4日目の午前11:30頃に全パーツを引き上げた。黄ばみが酷かったパーツもかなりピュアなライトグレーになった (c)Hosoda Bisoh

全体的に左側の黄ばみが酷かったため、左右のパーツを見比べると仕上がりの違いがわかる (c)Hosoda Bisoh
上蓋も同様。左の黄ばみ残りがやや目立つ (c)Hosoda Bisoh


下フレームの左横側。まだまだ黄色いが、目立つ箇所ではないから今回はここまで (c)Hosoda Bisoh

実際のところは写真で見る通り、強い黄変があった左側には微かに黄ばみと汚れの沈着が残っているのがわかる。しかし、当初の状態をこの目で見ている身としては十分に綺麗になったと感じられた。

漂白ビフォー・アフター

最後に漂白前と漂白後の比較をば。写真を見れば一目瞭然、ダンゼン漂白後の方が綺麗。発売当時憧れた初代X68000の輝きが今、目の前に!グラディウスやりたくなってきた(しかしX68K版は持ってないのでした…)。

ビフォー:入手当時のトラックボールマウス。黄変がかなり進行している状況 (c)Hosoda Bisoh

アフター:漂白し、ライトグレー感がハッキリしたX68000用トラックボールマウス。微かに残る黄ばみが気にならないでもないけれど、元の状態が酷かっただけに、満足度高め (c)Hosoda Bisoh

この比較をもってして、トラックボールマウスの漂白は終了。我が家の条件的に直射日光に当てられたのは、1日のうち午後の5〜6時間ほどと短め。ただ、漂白期間中ずっと晴れてくれていたので、うまい具合に漂白が進行したのではないかと思う。

また気が向いたら、今度は漂白剤の濃度を上げるなどして、チャレンジしてみたい。次は失われた金属製小型パーツとマウスボールの制作を行う。
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