ケースと同じくiPad Proと同時に注文していた、BELLEMONDのiPad Pro用液晶保護フィルムが少し遅れて届いた。「紙のような描き心地」と謳い文句にあったから、お絵描きするには良さそうだなと思って購入した。自分が買ったのはケント紙タイプで、他にも上質紙タイプなどがある模様。税込み1399円。
最初の印象は「サイズ大きいからホコリを入れずに貼るのが大変そう…」って何も商品は悪くないんだけど。そうして傷めないように包装を解いて作業を開始した。フィルム本体はPET素材で、よくあるカチカチの強化ガラスではなく柔らかい。そのかわり薄い。125μm(0.125mm)だそうで。絵描きとしては気になるペンと画面との隙間は、極小に出来そう。
販売ページの公式情報によると、耐久性については、鉛筆硬度3Hの国内基準をクリア、500gのスタイラスペンで5000回の耐擦傷性試験をしても品質劣化は認められなかった、とのこと。FACE IDにも使われるインカメラ周りは切り欠きがあり、カメラは覆っていない。
商品には保護フィルム本体の他に、クロス、カード(ヘラ)、ワイプ(ウェットなペーパークロス)、ホコリ除去シール、と貼り付けに必要なツールは全て付属しているから、特に追加で用意しなくて大丈夫。
あと、おまけで折りたたみ式のスマホスタンドがついていたけれど、素材が柔らかめかつサイズが小さめ。そのためiPhone XSを載せると重心が高くなって倒れやすく、残念ながら使い物にはならなかった。今どきのスマホは大きいので、もう少し大きなサイズにしてくれるとありがたいのだけど。
しかし、いきなり1箇所、貼り始めのところでインカメラ近くの粘着面にホコリが…。指でチョイチョイっとやってみたけど取れなかったため、そのまま貼り進めた。目立つ位置だから悲しい…。フィルムもやや斜めになったけど、これは個人的に許容範囲なので気にせず。我ながら下手すぎて、貼り終わった後に改めてこの状況を見て、二度目の悲しみが湧き上がってきた。
そんなホコリどもの事はともかくとして、気泡は押し出しやすく、もし気泡が残った場合でも貼っている途中なら、そのポイントまで剥がしてやり直せばOK。ヘラがついていたけど、どうも保護フィルムを保護するシート(ややこしい…)にヘラが引っかかる時があったので、自分は途中から両手の指を使って中央から外側へ気泡を押し出していく方法をとった。
この保護フィルムは一度なら貼り直しも出来るみたいだけど、完全に貼りきってしまうとかなりしっかり吸着していて剥がしづらいので、ゆっくりと気泡やホコリの入り具合を確認しながら貼り進める方が良いと思う(失敗者談)。
このサラサラ感のおかげか、素の時はペンを持った手が画面に貼り付くような事があったのだけど、これを貼った後はそういう事が起きにくくなった。
そして描き心地の確認。メディバンペイントで雑に試し描きした。さすがにケント紙そのまんまとは言い切れないものの、かなり近い。程よい抵抗感があって、少なくとも何も貼っていない画面の時よりも描きやすい。フィルムがかなり薄いため、ペンと画面とのギャップも感じない。
画面の色味はさほどの変化を感じないけれど、このフィルムの質感のため、わずかにふんわりした解像感になる。まあこれは描き心地を求めた結果で仕方なし。これを貼る前のように指紋がベタベタと画面にくっついているよりは気分的に良いし、使っているうちに慣れるレベル。
あとはこのペーパーライクなマチエールがどこまで保てるかが気になる点。自分の作業は今後もMac+ペンタブが中心だと思うので、iPad Proで毎日何時間も描くと言うことはなさそう。半年くらいもてば嬉しいかな。
最初の印象は「サイズ大きいからホコリを入れずに貼るのが大変そう…」って何も商品は悪くないんだけど。そうして傷めないように包装を解いて作業を開始した。フィルム本体はPET素材で、よくあるカチカチの強化ガラスではなく柔らかい。そのかわり薄い。125μm(0.125mm)だそうで。絵描きとしては気になるペンと画面との隙間は、極小に出来そう。
販売ページの公式情報によると、耐久性については、鉛筆硬度3Hの国内基準をクリア、500gのスタイラスペンで5000回の耐擦傷性試験をしても品質劣化は認められなかった、とのこと。FACE IDにも使われるインカメラ周りは切り欠きがあり、カメラは覆っていない。
商品には保護フィルム本体の他に、クロス、カード(ヘラ)、ワイプ(ウェットなペーパークロス)、ホコリ除去シール、と貼り付けに必要なツールは全て付属しているから、特に追加で用意しなくて大丈夫。
あと、おまけで折りたたみ式のスマホスタンドがついていたけれど、素材が柔らかめかつサイズが小さめ。そのためiPhone XSを載せると重心が高くなって倒れやすく、残念ながら使い物にはならなかった。今どきのスマホは大きいので、もう少し大きなサイズにしてくれるとありがたいのだけど。
保護フィルムの貼り付け
と言うわけで、コロコロやガムテープでデスク周りのホコリを除去してから、付属の説明書に従って貼っていった。服装はTシャツ短パンと言ういつも通りの格好。保護フィルムの両面に貼られている保護シートのうち、透明な方を剥がしながら貼っていく。しかし、いきなり1箇所、貼り始めのところでインカメラ近くの粘着面にホコリが…。指でチョイチョイっとやってみたけど取れなかったため、そのまま貼り進めた。目立つ位置だから悲しい…。フィルムもやや斜めになったけど、これは個人的に許容範囲なので気にせず。我ながら下手すぎて、貼り終わった後に改めてこの状況を見て、二度目の悲しみが湧き上がってきた。
そんなホコリどもの事はともかくとして、気泡は押し出しやすく、もし気泡が残った場合でも貼っている途中なら、そのポイントまで剥がしてやり直せばOK。ヘラがついていたけど、どうも保護フィルムを保護するシート(ややこしい…)にヘラが引っかかる時があったので、自分は途中から両手の指を使って中央から外側へ気泡を押し出していく方法をとった。
この保護フィルムは一度なら貼り直しも出来るみたいだけど、完全に貼りきってしまうとかなりしっかり吸着していて剥がしづらいので、ゆっくりと気泡やホコリの入り具合を確認しながら貼り進める方が良いと思う(失敗者談)。
実際の質感や使い心地など
保護フィルム自体はマットな質感で、ペーパーライクなマチエールもあるため、画面に光が当たった時の反射が柔らかくなった。指紋が目立たなくなったかわりに、皮脂や汚れはこの微かな凹凸があるサラサラマチエールのために残りやすくなっている印象。と言っても軽く拭くだけで落ちるので、ケアは素の時よりもラク。このサラサラ感のおかげか、素の時はペンを持った手が画面に貼り付くような事があったのだけど、これを貼った後はそういう事が起きにくくなった。
そして描き心地の確認。メディバンペイントで雑に試し描きした。さすがにケント紙そのまんまとは言い切れないものの、かなり近い。程よい抵抗感があって、少なくとも何も貼っていない画面の時よりも描きやすい。フィルムがかなり薄いため、ペンと画面とのギャップも感じない。
画面の色味はさほどの変化を感じないけれど、このフィルムの質感のため、わずかにふんわりした解像感になる。まあこれは描き心地を求めた結果で仕方なし。これを貼る前のように指紋がベタベタと画面にくっついているよりは気分的に良いし、使っているうちに慣れるレベル。
あとはこのペーパーライクなマチエールがどこまで保てるかが気になる点。自分の作業は今後もMac+ペンタブが中心だと思うので、iPad Proで毎日何時間も描くと言うことはなさそう。半年くらいもてば嬉しいかな。
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