長年使っていたカナル型ヘッドフォン『Shure E2C』のケーブル皮膜がところどころ割けてきて、ノイズがチリチリ入るようになった。少しの間iPhone 5に付属のヘッドフォンを使っていたのだけど、これは元々あんまりよろしくないので封印していたもの。E2Cに敵うはずもなく、新しいヘッドフォンを探すことに。
結果的に購入したのは『ゼンハイザー EX300-II』。
購入検討時、ニューヘッドフォンに求めたのはこれだけ。
・密閉型は持ち運ぶ時にかさばるからナシ。今回もカナル型で。
・オーディオマニアじゃないから音がそれなりにしっかりしていればOK。
・1万円以下で。
またまたググってみるとゼンハイザーってところの物が結構ひっかかってくる。HD700とかHD800とか「すごくイイ!」というレビューがあって、見てみたら鬼のように高い。もう1台MacBook Air買える。そもそも密閉型だから今回は却下。デザインは好き。
そんな中、同社のカナル型で自分の要求に当てはまったのが、CX175、CX300-II、そして1万円近くのEX400-IIなど。これくらいの予算だと普通は「迷ったら高い方!」なんだけれど、今回はちょっと貧乏性が勝って、5000円ほどと言う中間価格のCX300-IIに行った。色はクロームにした。
ちなみにゼンハイザーのヘッドフォンにはIE6、IE8なんて言うモデルも過去にあって、WEB屋的にはなんだか忌まわしい名前なので、それのアップデート版のIE60やIE80も見なかったことにした。アップデートしてもIEはIE。
こうして購入に至ったCX300-II、まずは梱包から出す時に注意した点を1つ。梱包のプラケースにヘッドフォンのコードの根元側がかなりしっかり嵌っていて、無理に外すと断線しそうな気がしたので、慎重を期した。コードを押さえているツメを少し押し広げてから取り出した。
本体外観は、クロームカラーということで落ち着いた印象。目立たず、かと言ってバッグにそのまま突っ込んでも見失うことはない、といった具合。
イヤーピース受けは、溝がしっかり彫られていて、ちょっとした力がかかっても外れないようになっている。実は、前に使っていたShure E2Cはこの溝がなくスルっと外れてしまう構造だった。そのため、外出中に何度かイヤーピースを紛失したことがあるので、これはちょっと嬉しかった。
ケーブルは適度な柔らかさだけれど、不満としてはケーブル長が左右非対称なこと。左側が短くなっている。これだと右側のポケットにプレイヤーを入れたりすると短い左側が引っ張られて耳から外れやすい。左右対称の方が自分にはベター。
ケーブルを耳にひっかけてから装着すると、突っ張り感は当然あるものの、外れにくくはなる。あとこうすることで、ケーブルを伝って聞こえる衣服と擦れる音がだいぶ軽減される。
L字の端子部分は、 プレイヤーからの出っ張りが減り、省スペースになって良いと思う。
どの音もしっかり聞こえてきて、低音なんかも下品にボンボン言うことがない。自分が求める品質は、十分な水準をクリアーしていると言っていい。iPhone 5のおまけヘッドフォンの後なので、余計にそう感じる面もある。ともあれ、使ってすぐ「お、いいじゃん」と思ったことは確か。
Shure E2Cの音質と比べるのは、さすがに変なのでやめ。傷む前までは満足して使っていたけれど、ケーブルが傷んでからの音の記憶の方が最近だから、さすがにそれを頼りに書くのは公平でない。
いそいそとCX300-IIを入れたら、手を離せばバネが働いてパクッと閉まる。逆に収納している間押さえていないといけない、というのはあるものの、うっかり手を離してしまった際に中身が出てしまう、ということもなくなる。この仕組みから、ヘッドフォンケースと言うよりは、ちょっとした小物入れとして使うのもアリかも。
上を見ればキリがないこの手の物の中で、5,000円台で十分な品質の音が聴ける『ゼンハイザー EX300-II』はコストパフォーマンスが高い!…かもしれない。自分が好きなテクノやジャズ、フレンチ/ブリティッシュポップみたいなのはちゃんと聴けてる。オーディオ素人に音モノのレビューはハードルが高いよ!
結果的に購入したのは『ゼンハイザー EX300-II』。
購入検討時、ニューヘッドフォンに求めたのはこれだけ。
・密閉型は持ち運ぶ時にかさばるからナシ。今回もカナル型で。
・オーディオマニアじゃないから音がそれなりにしっかりしていればOK。
・1万円以下で。
またまたググってみるとゼンハイザーってところの物が結構ひっかかってくる。HD700とかHD800とか「すごくイイ!」というレビューがあって、見てみたら鬼のように高い。もう1台MacBook Air買える。そもそも密閉型だから今回は却下。デザインは好き。
そんな中、同社のカナル型で自分の要求に当てはまったのが、CX175、CX300-II、そして1万円近くのEX400-IIなど。これくらいの予算だと普通は「迷ったら高い方!」なんだけれど、今回はちょっと貧乏性が勝って、5000円ほどと言う中間価格のCX300-IIに行った。色はクロームにした。
ちなみにゼンハイザーのヘッドフォンにはIE6、IE8なんて言うモデルも過去にあって、WEB屋的にはなんだか忌まわしい名前なので、それのアップデート版のIE60やIE80も見なかったことにした。アップデートしてもIEはIE。
こうして購入に至ったCX300-II、まずは梱包から出す時に注意した点を1つ。梱包のプラケースにヘッドフォンのコードの根元側がかなりしっかり嵌っていて、無理に外すと断線しそうな気がしたので、慎重を期した。コードを押さえているツメを少し押し広げてから取り出した。
本体外観は、クロームカラーということで落ち着いた印象。目立たず、かと言ってバッグにそのまま突っ込んでも見失うことはない、といった具合。
イヤーピース受けは、溝がしっかり彫られていて、ちょっとした力がかかっても外れないようになっている。実は、前に使っていたShure E2Cはこの溝がなくスルっと外れてしまう構造だった。そのため、外出中に何度かイヤーピースを紛失したことがあるので、これはちょっと嬉しかった。
ケーブルは適度な柔らかさだけれど、不満としてはケーブル長が左右非対称なこと。左側が短くなっている。これだと右側のポケットにプレイヤーを入れたりすると短い左側が引っ張られて耳から外れやすい。左右対称の方が自分にはベター。
ケーブルを耳にひっかけてから装着すると、突っ張り感は当然あるものの、外れにくくはなる。あとこうすることで、ケーブルを伝って聞こえる衣服と擦れる音がだいぶ軽減される。
L字の端子部分は、 プレイヤーからの出っ張りが減り、省スペースになって良いと思う。
音質は?
肝心の音は……「素人すぎてわからん!」と言いいところだけど、なかなか良いと思う。どの音もしっかり聞こえてきて、低音なんかも下品にボンボン言うことがない。自分が求める品質は、十分な水準をクリアーしていると言っていい。iPhone 5のおまけヘッドフォンの後なので、余計にそう感じる面もある。ともあれ、使ってすぐ「お、いいじゃん」と思ったことは確か。
Shure E2Cの音質と比べるのは、さすがに変なのでやめ。傷む前までは満足して使っていたけれど、ケーブルが傷んでからの音の記憶の方が最近だから、さすがにそれを頼りに書くのは公平でない。
心地よく開閉出来る収納ケース
最後にもう1つ、付属の収納ケースが秀逸だったので紹介したい。たいていファスナーやヒモなどで口を閉めるタイプが多いと思うのだけれど、これは口にバネ板のようなものが仕込んであって、ケースの両端を押すとパカッと気持ちよく開く。いそいそとCX300-IIを入れたら、手を離せばバネが働いてパクッと閉まる。逆に収納している間押さえていないといけない、というのはあるものの、うっかり手を離してしまった際に中身が出てしまう、ということもなくなる。この仕組みから、ヘッドフォンケースと言うよりは、ちょっとした小物入れとして使うのもアリかも。
上を見ればキリがないこの手の物の中で、5,000円台で十分な品質の音が聴ける『ゼンハイザー EX300-II』はコストパフォーマンスが高い!…かもしれない。自分が好きなテクノやジャズ、フレンチ/ブリティッシュポップみたいなのはちゃんと聴けてる。オーディオ素人に音モノのレビューはハードルが高いよ!
Amazon