ペダルヒットから安心ガード! 膝とスネを守るコミネ『トリプルプロテクター SK-608』

2016/11/19(土) - 19:52 | bisoh
8ヶ月も更新をご無沙汰してしまったこのサイト。随分とネタが溜まってしまったので、まずは約1年前に買った製品をその使用感とともに振り返ってみることに。そう、自転車のトリック練習用に買ったニーシンガード、コミネ(Komine)の『トリプルプロテクター SK-608』のお話。

コミネ『トリプルニープロテクター SK-608』。メッシュの収納バッグ付きコミネ『トリプルニープロテクター SK-608』。メッシュの収納バッグ付き (c)Bisoh
そもそもの購入の発端は、MTBでホッピングだの何だのしていてペダルから足を踏み外し、両脚のスネに何度もペダルをヒットさせて涙目連発したところから。下手なんだから先に買っておけばいいものを、痛い目に遭わないとわからないのが人の性と言うか、自分のバカさ加減と言うか、両脚を傷だらけにしてからやっと購入に至った次第。

コミネ『トリプルプロテクター SK-608』の『トリプル』は、ガードする身体の部位の数に由来する。それは膝、スネ、ふくらはぎの外の横側、の3つ。元来モーターバイク用らしいが、自転車のトリック練習で最もペダルをヒットさせやすいのもこの部位なので、その守備範囲の広さ、4,000円でお釣りが来る価格の安さもあってこれにした。

プロテクターなしでひどい事になったスネプロテクターなしでひどい事になったスネ (c)BisohトリプルプロテクターSK-608を装着するとヒットしまくっていた部分が隠れて安心トリプルプロテクターSK-608を装着するとヒットしまくっていた部分が隠れて安心 (c)Bisoh

付属のメッシュバッグに入れたところ付属のメッシュバッグに入れたところ (c)Bisoh
届いたそれは、なかなかのゴツさ。ハードシェルで重量もあるけれど、プロテクション性能に対する信頼性はソフトシェルの製品などとは比べ物にならない。固定ベルトも最上部にある膝上のベルトは二重式で、簡単には緩まない仕組み。

ベルトの締め付けはそれほどキツくなくて良くて、ギュッと締めすぎると血の巡りが悪くなるしペダリングもしづらくなるからほどほどに。この辺りは自分も乗りながら調整していった。

膝上の固定ベルトは二重になっている。まずは1枚目のベルクロを固定膝上の固定ベルトは二重になっている。まずは1枚目のベルクロを固定 (c)Bisohそしてもう一枚長めのベルクロを締めて固定完了そしてもう一枚長めのベルクロを締めて固定完了 (c)Bisoh

両脚つけたところ両脚つけたところ (c)Bisohふくらはぎの横側も守ってくれるふくらはぎの横側も守ってくれる (c)Bisoh

じゃあどれくらい丈夫なのか。SK-608購入後も、練習中に何度もスネにペダルをヒットさせたのに、こいつのシェルはヒビすら入らないレベルの丈夫さ。もちろん表面に小さな傷が薄っすらついたけれど、それだけ。安心して練習出来た。

サイズはフリー一択。自分の身長は163cmで、装着時にはプロテクター下端から足首の付け根まで3-4cm余裕があり、問題なく使えた。160cm以下の人になると下端が関節にかかったりして装着出来ない人が多いと思う。

その後の評価

1年ぶりに写真を撮ってみた。ほとんどペダルが当たってない事もあり、案外キレイな状態なのだった1年ぶりに写真を撮ってみた。ほとんどペダルが当たってない事もあり、案外キレイな状態なのだった
購入から1年経った今、このプロテクターの使用頻度はかなり下がっている。それは、自分のスキルが上達するに従って不意に足を踏み外すこともなくなり、ほとんど痛い目を見なくなったから。現在は新しい動きをする時にだけ装着。「スネや膝をぶつけても大丈夫!」と言う安心感によって思い切った動きが出来るため、上達速度のアップにも繋がる事を実感出来ている。

後から買った自分が言うのも恥ずかしい話だけど、今から自転車でトリックやトライアル始めたいって人は、本当に最初にヘルメットやこういうプロテクター買った方がいいと思う!変な怪我をすると単に自転車乗って走る事も出来なくなったりして、スキルアップが遅くなるどころか後退する事だってあるから。

SK-608を装着して撮影。脚短いなーSK-608を装着して撮影。脚短いなー