合体式ツールチェストがやってきた! trad TRD-TC5!

2015/08/03(月) - 19:17 | bisoh
長年欲しかった多段式のツールチェストをついに手に入れた!これまでバラバラにいろんなケースに入れていた工具が、このツールボックス1つに収まるのだ。それがこのTRD-TC5。持ち運びも容易なキャスター付き。

trad 合体式ツールチェスト TRD-TC5trad 合体式ツールチェスト TRD-TC5 (c)Bisoh
開梱時はPR用のシールが最上段のボックスに貼られてた開梱時はPR用のシールが最上段のボックスに貼られてた (c)Bisohシールは簡単にはがせるので安心シールは簡単にはがせるので安心 (c)Bisoh

TRD-TC5は、小学生の頃に友達が持っていて羨ましかったアレだ、表にも裏にも横にも収納部がついた筆箱のようだ。自分はポケット1つの布の筆箱だった。自分のおこづかいではあの立派な筆箱は買えなかったのだ!

しかもこれは合体式だ。4つにバラして別々に運べる。あの筆箱は収納部ごとには分解出来なかったはずだ。つまりTRD-TC5の方が上である!すごい!ハァハァ。

きゃりーハンドルの高さは3段階に調整可能。とは言っても、たぶん1番上に引き出して使うことが多そう。各ボックスを連結する金具は頑丈なツクリ。手をかけて両サイドの金具を下げると外れる仕組みになっている。

正面。オレンジの部分は金属製、黒い部分は樹脂製正面。オレンジの部分は金属製、黒い部分は樹脂製 (c)Bisoh横から。左右対称の造り。金具で各ツールボックスが固定される横から。左右対称の造り。金具で各ツールボックスが固定される (c)Bisoh背面。ハンドルの高さは3段階調整可能背面。ハンドルの高さは3段階調整可能 (c)Bisoh

大ぶりでしっかりしたツクリのボックス連結金具大ぶりでしっかりしたツクリのボックス連結金具 (c)Bisoh金具を下げると外れる金具を下げると外れる (c)Bisoh

サイズ

サイズは、

全体:高さ890×幅510×奥行300mm

あとは上段から、

ツールチェストA:高さ225×幅495×奥行254mm
ツールチェストB:高さ180×幅495×奥行254mm
ツールチェストC:高さ180×幅390×奥行215mm
ツールチェストD:高さ440(BOXのみ305)×幅520×奥行320mm

と言うのがカタログスペック。さあ、バラしてみよう。

ハンドルを2段階めまで伸ばした状態ハンドルを2段階めまで伸ばした状態 (c)Bisohハンドルを一番伸ばした状態ハンドルを一番伸ばした状態 (c)Bisoh最上部のツールボックスを外したところ最上部のツールボックスを外したところ (c)Bisoh

各ツールチェストの特徴

1つずつバラしていくと、それぞれの上部にハンドルがついているのがわかる。下段のチェストだからと言って両手で抱えて運ぶということは、しなくて良さそうだ。

キャリーハンドル部は、上から3つ目のツールチェストCの上部のくぼみにフック付きの金具で固定されている。これを持ち上げるとツールチェストCが外せる。ちなみにツールチェストBの上部にも同じくぼみがあり、上下入れ替えて使える。

バラしたところバラしたところ (c)Bisohそれぞれのツールボックスにハンドルが付いており、単体で持ち運べるそれぞれのツールボックスにハンドルが付いており、単体で持ち運べる (c)Bisoh

キャリーハンドルはフック状の金具で2段目のツールボックスに留められているキャリーハンドルはフック状の金具で2段目のツールボックスに留められている (c)Bisoh金具部分を上に持ち上げると外れる金具部分を上に持ち上げると外れる (c)Bisoh

一番普通な雰囲気のツールチェストが最上段のA。中に取手付きのトレイもあるので、上下に工具を分けて入れられる。

ツールチェストBは、2段の引き出し式。小さなパーツを小分け箱に入れてから収納したり、薄めの工具をいくつか入れる感じ。ツールチェストCは1段の深い引き出し。いろいろ詰め込める。

最上段のツールチェストA。中にトレイもあり、収納力は高い最上段のツールチェストA。中にトレイもあり、収納力は高い (c)Bisoh
引き出し2段のツールチェストB引き出し2段のツールチェストB (c)Bisoh引出量は18cmくらい。内寸的にはもう2cmくらい奥行きがある引出量は18cmくらい。内寸的にはもう2cmくらい奥行きがある (c)Bisoh

引き出し1つのツールチェストC。引出量は2段のものと同じ引き出し1つのツールチェストC。引出量は2段のものと同じ (c)Bisoh内寸。撮影角度のせいで23cmあるように見えるけどもう数ミリ浅い内寸。撮影角度のせいで23cmあるように見えるけどもう数ミリ浅い (c)Bisoh

最下段のツールチェストDは、上部から扇状に開く仕組み。前方の地面に物があっても当たらないようになっている。

このツールチェストがやってきたおかげで、自分の持っている工具はこの中に9割方収まった。残りは自転車のヘッドセット圧入工具などで、サイズが大きかったり、他の工具と一緒にして傷むと使えなくなってしまうような物。これらは個別に元の箱に入れている。なので、気分的には全部収まった、と言えるかも。

最下段のツールチェストDは上部から扇状に開く最下段のツールチェストDは上部から扇状に開く (c)Bisoh

運搬について

さすがに工具がどっさり入った状態だとかなり重い。キャスターは大きくて頑丈な感じもあって問題ないものの、背面のキャリーハンドルは少し不安がある(※モノタロウか何かで見た限りだと、キャリーハンドルは以前より改良されているようだ)。

なので、場合によって最上段のツールチェストAくらいは取り外して運ぶ方が安定するし、ハンドルやキャスターへの負荷も軽減できて良いと思う。また、奥行きがないので、車載の際は振動で倒れないようにバラして載せた方が無難。

価格自体が購入時17,000円と、ツールチェストにしては安価な部類に入るので、3万円以上するようなフルスチールの物と比べるのは酷だと思う。そのかわり樹脂とスチールの組み合わせで本体は軽めだし、バラして運べたりスーツケースのように転がせたりと、可搬性に長けている。

自分としてはこれ1つ部屋に置いておけば、自転車整備の大半をこなせるので満足してる。接地面積を取らないのも良いところ。そしてなんと言っても合体、分離のギミックが楽しい!