iPhone 6 Plusを2週間使ってわかった良いところ悪いところ

2015/05/18(月) - 13:08 | bisoh
iPhone 6 Plus買った。128GBのシルバー。だいぶ悩んで買った。しかし選定に入った当初はiPhone 6ですら「デカすぎ!」と言ってたのに、いざ使ってみると思いの他馴染んでしまっている。そんなiPhone 6 Plusを使い、はや2週間ほど。ザックリと使用感をまとめてみた。

悩みに悩んでiPhone 6 Plusを選択悩みに悩んでiPhone 6 Plusを選択 (c)Bisoh

悪かったところ

まずは悪い点から。実はそんなにない。

  1. 割と大きい
  2. 割と重い
  3. 上記の点から操作に両手を必要とすることが大半

これだけ。でも『大きい』に関しては利点の方が多くて、そんなに気になってなかったりする。重量は頑張ってると思いつつ、やはり出来るだけ軽い方がいい。これは将来的なバッテリーや液晶モジュールの改良などによって解消されてくるはず。

片手で操作出来ないのもサイズに起因しているわけだけど、ショップで何度も触れてみてこの点を割り切って買ったため不満は大きくない。

良かったところ

細かい点も挙げるとキリがないので、ありきたりだけど代表的なところを挙げてみた。iPhone 6 Plusを選んだ個人的な目的として、iPad Airとスマホ2台(iPhone 5とSHARP SHL24)の全てを1台に統合するというものがあり、これを見事に果たしてくれている。

  1. 大きい
  2. 画面が高解像度かつ広くて見やすい
  3. バッテリーがよくもつ
  4. Touch IDがなかなか良い
  5. 背面カメラの光学式手ぶれ補正がかなり効く

デメリットでもある『大きさ』はiPad Airの代替と考えれば適度にコンパクト化されていて、2.の画面の広さや精緻な解像度とも相まって電子書籍がとても見やすい。重量的に文庫本を持ち歩いているような感覚になる。

漫画も読みやすい精緻な解像度と画面の広さを持つ(漫画:(c)九井諒子/ダンジョン飯)漫画も読みやすい精緻な解像度と画面の広さを持つ(漫画:(c)九井諒子/ダンジョン飯) (c)Bisoh
バッテリーは音楽聴きながら電子書籍を読んでいてもみるみる減るようなことがなくて素敵。使用時間が少ないと2日ほど充電しなくてもバッテリーが切れない。ゲームなどをやる人ならもっと減りが速いだろうけれど、読書と音楽メインの自分には、1日起きてから寝るまで安心して使えるレベル。

文字入力については自分の手が大きめなせいか、持ち方を工夫することで片手で多少フリック入力できるようになった。と言っても重量と面積があるためさすがに安定感がなく使用シーンは限定されるし、もちろん片手で持ってもう一方の手で入力した方が遥かに捗る。

自分の手だと持ち方の工夫によってギリギリでフリック入力可能(ちょっと無理がある)自分の手だと持ち方の工夫によってギリギリでフリック入力可能(ちょっと無理がある) (c)BisohTouch IDはそこそこの認識力。誤認することもしばしばで、パスコード入れた方が早い時もあるTouch IDはそこそこの認識力。誤認することもしばしばで、パスコード入れた方が早い時もある (c)Bisoh

次にTouch ID。時折認識されないことがあるものの、パスコードを入れる手間が省けて良い感じ。パスコード入力用キーパッドは画面の上方にもあり両手入力必須となるが、Touch IDによって片手起動できるので助かっている。自分は両手の親指と人指し指を登録している。

現時点のiPhoneシリーズでは6 Plusしか装備していない背面カメラの光学式手ぶれ補正もけっこう強力。iPhone 5の時の屋内撮影はだいぶ気を使ったものだけれど、iPhone 6 Plusは今のところ手ブレした写真がない。2倍高速化された位相差AFとの併用により、さらに気軽に写真撮影を楽しめるようになった感じ。

カメラ。光学式手ぶれ補正はなかなか強力カメラ。光学式手ぶれ補正はなかなか強力 (c)Bisoh上部から右側に移ったスリープボタン。意外にどちらの手で持っても押しやすい上部から右側に移ったスリープボタン。意外にどちらの手で持っても押しやすい (c)Bisoh

まとめ

覚悟を決めて購入したiPhone 6 Plus、良い事づくめとは言い切れないものの、自分にとっては電子書籍の読みやすさとその可搬性の向上がデメリットを上回っている。実際に自宅ですらiPad Airの出番が全くなくなってしまったほど。画面の広さが適度で、電車の中での読書もしやすい。読書だけなら左右スワイプで済むから、片手持ちでいける。

また、これまで使っていたデバイス3台分が1台にまとまったため、充電や同期などが必要な機器が減ったのも個人的な改善点の1つ。

万人にオススメできないものの、大きさ、重さと言うデメリットさえ理解して買えば、現時点でだいたい片手持ち可能サイズの最高峰モバイルデバイスと言える。