11月29日と30日に京王閣で大きなフリマが開催されると言うんで、奥さんが「行こう行こう」と誘ってきた。ウェブサイトを見るとかなりの大規模市で面白そう。29日の土曜日に出かけることにした。
当日、奥さんはバスと電車で先に移動。自分は少し後に自転車で出発。ところが府中駅に差し掛かった辺りで雨が激しく降ってきたため、駅前伊勢丹の下で雨宿り。
スマホで奥さんにメッセージを送ると「そこから電車で来たら?」と返信。そういえばその手があったか!と即断して電車移動開始。自転車はすぐ近くの有料駐輪場へ止めた。雨宿りした場所が府中駅界隈なのは運が良かった。
京王閣競輪場は調布から京王相模原線に乗り換えてひと駅の京王多摩川駅、府中からすぐである。脳内が自転車で侵されているとこういう発想の転換が出来なくていけない。
ガタゴトと電車に揺られ、20分ほどで到着。入場料の400円を払って中へ。いつもは50円のはずだが…と思ってしまうのは、やはり自転車に脳内が満たされているから。競輪とは別のイベントなのだから入場料が違って当たり前。
奥さんに到着を知らせつつ、まずは入口付近の店舗を物色。家具や椅子など大物を出店している屋外のお店は雨に濡れてしまう物もあり、ちょっと気の毒だった。もう少し先には、以前我が家のメインマグカップだったファイヤーキングの食器たちが並ぶ。やはり良いなーと思いつつも、今は使い途がないため見るだけに留めた。
一旦メインスタンドを過ぎて広場に出るか出ないかの辺りで奥さんと無事合流。その先にある本館へと向かう。こちらも大盛況で、雨のため奥行きわずか数mの軒下に買い物客がひしめく状態。物に手を伸ばすのが大変なお店もチラホラ。
奥さんは「京王閣は雨のイメージだね〜」と言う。そういえば前回来たのは、2012年末、雨のKEIRINグランプリ。あれは良いレースだった。
しかしやる事が変われば雰囲気もこれだけ変わるのだから面白い。道行く人に擦れた感じの親父はいないし、スタンドで歌舞伎の合いの手よろしくお気に入りの選手の名前を叫んだり、ゴール前で口喧嘩してる野郎どももいない。八角テントの下ではふんわりした感じのライブ、通路は柔かい雰囲気の人たちが行き交う。
そもそも京王閣とは競輪場になる前の遊園地の名前をそのまま冠したものなので、その当時は若者や家族連れなどで賑わう場所だったと思えば、こういうのどかな雰囲気も馴染む。
ここら辺でもうお昼をだいぶ過ぎていたので、会場一番奥にあった露店でチョリソーを買って、いつもは立見席になる西スタンドをひと周り。
その後メインスタンドの方へ戻って2階廊下で開催されていた北欧市を覗いた。おなじみのムーミンや北欧のファブリック、食材などが中心。うーん、自分には見慣れた物ばかりで、やや新鮮味には欠けたかも。ここでは掘り出し物ナシ。
下に降りて再び周囲の店を巡る。自分の琴線に触れたのは、活字ひと箱。活版印刷に使う活字がひと揃いで4800円。ズッシリ重い。この日一番購入を迷ったのがこれ。
何に使うのって聞かれてすぐにこれとは言えないけれど、文字なんだからどこかには使えるしそもそもタイポグラフィーが好き。が、今はまともに管理出来る気がせず諦めた。この価格で手に入るのがわかったのが今回の収穫と言うことで。
奥さんはツバメのモービルのような物を買っていた。なかなか可愛らしい。古本市を見て、奥さんの友達と合流して、東スタンドへと向かう。
東スタンドを登ったところの通路では『物々交換の本棚』というスペースがあった。誰かが何かを持ってきて、その代わりにそこに置いてある何かを持って帰る、と言った仕組み。誰か見てるわけでもないのに、静かに平和に、そのシステムが成り立っていた。そこから階段を降りて下へ。こちらもぎゅうぎゅうと人の波。
この辺りは食器、調理用具が目立ったエリア。奥ではこのイベントの各種イラストを手がけたイラストレーター・ニシワキタダシさんの名を冠した通りがあって、ポストカードや関連グッズが販売されていた。それと調布かるたが目を引いた。
ここらを見終わったところで我らは解散。自分は少し入場口近辺でボーっとしてから電車に乗った。なんだかんだ言いながらも、ほぼ全てのエリアを歩ききった。
もしかして晴れていたら、買い物気分ももう少し盛り上がったかな。府中駅に着くと雨は上がっていて、自転車で走っても濡れることなくマンションまで帰り着けた。
また行こう。今度は晴れの日に。
当日、奥さんはバスと電車で先に移動。自分は少し後に自転車で出発。ところが府中駅に差し掛かった辺りで雨が激しく降ってきたため、駅前伊勢丹の下で雨宿り。
スマホで奥さんにメッセージを送ると「そこから電車で来たら?」と返信。そういえばその手があったか!と即断して電車移動開始。自転車はすぐ近くの有料駐輪場へ止めた。雨宿りした場所が府中駅界隈なのは運が良かった。
京王閣競輪場は調布から京王相模原線に乗り換えてひと駅の京王多摩川駅、府中からすぐである。脳内が自転車で侵されているとこういう発想の転換が出来なくていけない。
ガタゴトと電車に揺られ、20分ほどで到着。入場料の400円を払って中へ。いつもは50円のはずだが…と思ってしまうのは、やはり自転車に脳内が満たされているから。競輪とは別のイベントなのだから入場料が違って当たり前。
奥さんに到着を知らせつつ、まずは入口付近の店舗を物色。家具や椅子など大物を出店している屋外のお店は雨に濡れてしまう物もあり、ちょっと気の毒だった。もう少し先には、以前我が家のメインマグカップだったファイヤーキングの食器たちが並ぶ。やはり良いなーと思いつつも、今は使い途がないため見るだけに留めた。
一旦メインスタンドを過ぎて広場に出るか出ないかの辺りで奥さんと無事合流。その先にある本館へと向かう。こちらも大盛況で、雨のため奥行きわずか数mの軒下に買い物客がひしめく状態。物に手を伸ばすのが大変なお店もチラホラ。
奥さんは「京王閣は雨のイメージだね〜」と言う。そういえば前回来たのは、2012年末、雨のKEIRINグランプリ。あれは良いレースだった。
しかしやる事が変われば雰囲気もこれだけ変わるのだから面白い。道行く人に擦れた感じの親父はいないし、スタンドで歌舞伎の合いの手よろしくお気に入りの選手の名前を叫んだり、ゴール前で口喧嘩してる野郎どももいない。八角テントの下ではふんわりした感じのライブ、通路は柔かい雰囲気の人たちが行き交う。
そもそも京王閣とは競輪場になる前の遊園地の名前をそのまま冠したものなので、その当時は若者や家族連れなどで賑わう場所だったと思えば、こういうのどかな雰囲気も馴染む。
ここら辺でもうお昼をだいぶ過ぎていたので、会場一番奥にあった露店でチョリソーを買って、いつもは立見席になる西スタンドをひと周り。
その後メインスタンドの方へ戻って2階廊下で開催されていた北欧市を覗いた。おなじみのムーミンや北欧のファブリック、食材などが中心。うーん、自分には見慣れた物ばかりで、やや新鮮味には欠けたかも。ここでは掘り出し物ナシ。
下に降りて再び周囲の店を巡る。自分の琴線に触れたのは、活字ひと箱。活版印刷に使う活字がひと揃いで4800円。ズッシリ重い。この日一番購入を迷ったのがこれ。
何に使うのって聞かれてすぐにこれとは言えないけれど、文字なんだからどこかには使えるしそもそもタイポグラフィーが好き。が、今はまともに管理出来る気がせず諦めた。この価格で手に入るのがわかったのが今回の収穫と言うことで。
奥さんはツバメのモービルのような物を買っていた。なかなか可愛らしい。古本市を見て、奥さんの友達と合流して、東スタンドへと向かう。
東スタンドを登ったところの通路では『物々交換の本棚』というスペースがあった。誰かが何かを持ってきて、その代わりにそこに置いてある何かを持って帰る、と言った仕組み。誰か見てるわけでもないのに、静かに平和に、そのシステムが成り立っていた。そこから階段を降りて下へ。こちらもぎゅうぎゅうと人の波。
この辺りは食器、調理用具が目立ったエリア。奥ではこのイベントの各種イラストを手がけたイラストレーター・ニシワキタダシさんの名を冠した通りがあって、ポストカードや関連グッズが販売されていた。それと調布かるたが目を引いた。
ここらを見終わったところで我らは解散。自分は少し入場口近辺でボーっとしてから電車に乗った。なんだかんだ言いながらも、ほぼ全てのエリアを歩ききった。
もしかして晴れていたら、買い物気分ももう少し盛り上がったかな。府中駅に着くと雨は上がっていて、自転車で走っても濡れることなくマンションまで帰り着けた。
また行こう。今度は晴れの日に。
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